電子書籍
樫乃木美大の奇妙な住人
著者 著者:柳瀬 みちる
長原あざみは樫乃木美術大学の1年生。立体造形科に所属の「ぼっち」だ。ある日、同級生の作品を変型させたと疑いをかけられたあざみは、不思議な雰囲気を持つ青年・梶谷七唯に救われるが……。
※本書は第1回角川文庫キャラクター小説大賞《大賞》を受賞した作品を、改稿の上、改題し、文庫化したものが底本です。
樫乃木美大の奇妙な住人 長原あざみ、最初の事件
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2017/05/14 20:33
こんな先輩がいてほしい!
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投稿者:しょうちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
美大で出会った変な先輩がいい!
ポジティブでいい人で…じつは、あんな過去があったなんて…と、読み進めれば読み進めるほど、どんどんキャラクターにハマっていきます。
主人公が最初に疑われたときは、正直読むのがツラくてやめようかとしてしまいましたが…(冤罪系など、そういうのがニガテ…)
先輩が颯爽と事件を解決する場面はとても爽やか!
全体的にキャラクターも生き生きしていて、先輩みたいなキャラも現実味がないのに、本当にいる感じがする説得力のある描写があって…
作者さんは、人物を魅力的に描くのがとても上手だなと思いました。
この本を読み始めたとき、カゼをひいていてダルかったのですが、疲れずに読み通すことができました。
それだけ読みやすく、心地良い小説です。