浮雲心霊奇譚
絵師を目指す八十八(やそはち)の姉が奇妙な行動をとるようになった。幽霊の類の仕業らしく、話も通じない。困った八十八は憑きもの落としの名人に会いに行った。その男は肌が異様に白く、両眼に赤い布を巻いていた。死者の魂が見えるとい う破天荒な男に惹かれ、八十八は共に数々の事件に関わっていく――。「霊を祓(はら)えば、もう戻れなくなる」最強憑きもの落とし見参! すべてのエンタメファンに捧ぐ、幕末ミステリー開幕! 神永学10周記念作品。『心霊探偵八雲』のルーツがここに!
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2015/02/23 16:53
期待通りの作品!
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:コスモス - この投稿者のレビュー一覧を見る
神永氏の作品を読むきっかけとなった「心霊探偵八雲」と同じ赤眼の主人公ということで迷わず手に取りましたが、期待通りの作品でした!
時代設定や赤眼の主人公・浮雲の風貌や性格は八雲と異なりますが、人と関わり合いになりたくない!と言いながら、結局見捨てられずに助けてしまうあたりはそっくりです。
浮雲・玉藻・土方など謎が多く今後の展開が非常に気になりますが、八十八との名コンビでこの先事件を解決していくうちに謎を明かしていってくれると思うので、続きが楽しみです!
2015/08/31 15:05
心霊探偵八雲が楽しくなる
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ROW - この投稿者のレビュー一覧を見る
時代が江戸時代なので内容が少し重たいかなと思いましたが、読んでみたら八雲シリーズと同じくスピーディーな展開と八雲の時代だとこのキャラは誰かなと想像させてくれるので時間を忘れて読んでしまいました。八雲が好きな方、これから八雲を読む方にもとてもお勧めできると思います。
電子書籍浮雲心霊奇譚 赤眼の理
2015/08/10 21:38
次回作も読みたい
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投稿者:えいこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
神永先生からの新しい八雲シリーズの作品を期待していたのに、「浮雲心霊奇譚」という新しいシリーズが発表されたとき、正直「八雲シリーズの新しい作品まだ?」と思ったのですが、八雲と時代が異なる「浮雲心霊奇譚」もとても面白くて、期待通りの物語でした。新キャラも面白いし、ストリーも素敵でした。
次回作も読みたいと思います。