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青桃院学園風紀録
【電子版限定書き下ろしミニ小説つき】ケンカ仲間の朱雀(すざく)を追いかけて、私立青桃院(せいとういん)学園に編入した如月剣(きさらぎつるぎ)。そこは、良家の子息が固い絆を結びあう、アヤシイ全寮制の男子校だった。朱雀が自分から逃げるように青桃院に進学した理由を知りたい剣だが、いきなりヘンタイ美形上級生・伊集院に気に入られ、学園中を敵に回す。折りしも学園では、青桃会新委員選抜試験が迫っており……。スラップスティック男子校コメディ! 書き下ろしミニ小説は、「四龍島シリーズ」とセルフコラボ!
青桃院学園風紀録1 フツウじゃないだろ!【電子版限定・書き下ろしつき】
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紙の本キケンじゃないだろ!
2001/07/25 01:37
笑ってすっきり!
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ひろみやりょう - この投稿者のレビュー一覧を見る
ボーイズラブ……なんでしょうか。そのジャンルの枠だけにおさめてしまうは勿体無いですね。実家が陰陽師の血筋で、霊感があり術も使える生徒会長、耽美趣味? の副生徒会長など、実に個性的な登場人物たちが、ある意味、禁断の園状態の学園で巻き起こす、ちょっと……いやかなり変なコメディ。とにかく、はじめからおわりまで、ずっと爆笑しつづけること請け合い!外出先ではなく、自宅でひとりゆっくりと大声上げながら楽しく読みましょう。とにかく、読後は笑いまくったあとなので、案外すっきりです。
紙の本キケンじゃないだろ!
2019/03/17 13:32
微BL。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:黄龍 - この投稿者のレビュー一覧を見る
良家の子息が集う私立青桃院学園は、美形のオニーサマが入り乱れる禁断の“男の園"。ケンカ仲間の篁朱雀を追って編入してきた“野生児”如月剣は、ヘンタイ美形上級生の伊集院躑躅に気に入られ、編入そうそう風紀委員に任命された。読みだしたら止まらない。脇キャラも個性的。
紙の本ボウケンするだろ!
2003/06/05 23:29
爆笑男子校ラブコメディーの第七弾!
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:星夜 - この投稿者のレビュー一覧を見る
良家のお坊ちゃまばかりが集う私立青桃院学園。そこに通っている如月剣と篁朱雀
は学校のイベントの『お声がかり』に参加することに。そこで、「青桃院のカリスマ」と言われる帝先輩に気に入られた剣は、課題として帝家所有地の無人島に沸く、不老長寿の水を朱雀と生徒会長の御霊寺先輩と汲んでくることになったが、他にもその水を狙っている怪しい人影が…。臨時バカンスに行っていたはずの変態副会長の、伊集院躑躅先輩も交えての大混乱に!!
十五年の長きにわたる伊集院との悪縁を今回も断ち切れなかった御霊寺。そんなことはお構い無しでツーステップを踏むノリノリ伊集院。朱雀の気持ちはいつになったら剣に伝わるのか。そして、いつになったら剣は朱雀の気持ちに気付くのだろうか…。はっきり言って今回もむちゃくちゃ面白いです。
紙の本キケンじゃないだろ!
2001/07/11 18:25
男子校が舞台の爆笑コメディ。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:miyagi aya - この投稿者のレビュー一覧を見る
ケンカ仲間の篁を追いかけて如月剣が入学した学園は、両家のお坊ちゃんばかりが集まる全寮制の男子校。そこは至る所に薔薇が咲き乱れ生徒たちは(男の)先輩にうっとりしたまなざしを向けたりなんかする、なんだか分からないがオソロシイ世界だった。超美形でどこまでもナルシストな先輩によって風紀委員に任命された剣と篁は、近々開かれるパーティをぶち壊すための計画を教えられ…。
普通の男の子の視点から見た普通じゃない男子校が舞台の爆笑コメディ。どこを向いても”ベルサイユのバラ”風にキラキラしている生徒たちが凄まじい。中でもヘンタイ副会長のナルシストぶりは最強。それに振り回される形で主人公が頑張っています。
どこまでも鈍い上、普通じゃない先輩方に絶妙な突込みを入れる剣に、剣に惚れているものの彼のペースに巻き込まれてイマイチ報われていない篁、価値観が激しく違うせいで剣に嫌がらせをしても嫌がらせと気づいてすらもらえない美少年、鹿ヶ谷。思考があっちの世界に行っちゃってる副会長と、うさんくさい霊能力で未来を占ったりする会長。どれもこれも強烈におかしく愛すべき人たちで、ほんとに笑わせてもらいました。この軽さはハマル!!
紙の本キケンじゃないだろ!
2001/06/14 10:45
少し(かなり?)変わった学園
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:紅猫 - この投稿者のレビュー一覧を見る
青桃院学園に朱雀(スザク)とケンカしたくて、朱雀を追いかけ編入してきた剣(ツルギ)。少し(かなり?)変わった学園には変な人が多くて…先輩・躑躅(ツツジ)風紀委員長は特に変!
剣&朱雀は風紀委員として、躑躅の手伝いをするのですが。風紀委員の仕事は何かと訊かれ、「風紀を乱すこと」と答える躑躅委員長ステキです♪異常に食い意地張ってる剣と、剣にアプローチしても全然気づいてもらえない、クール朱雀もなかなか…。
でも、何といってもおもしろいのは、本編の前ページ『青桃院学園 建学の精神』が笑わせて(ボーゼンとさせて)くれます(笑)
紙の本フジュンじゃないだろ!
2003/09/27 21:48
オヤジ登場っ!?
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:サクハ - この投稿者のレビュー一覧を見る
今回の青桃院学園風記録は、「キソクがあるだろ!」「フジュンじゃないだろ!」「オヤジがくるだろ!」の三本立て。
「キソク」と「フジュン」の方が「オヤジがくるだろ!」よりも短い話になっています。この二作は青桃院の一般人には想像もつかないような悪習(?)を正す為に風紀委員の剣と朱雀が振り回されるお話。トカゲ先輩の貴族っぷりも御霊寺先輩の霊能力もビンビンです。ちょっとだけ切ないようなそうでないような……?
そして、とうとうオヤジの登場ですっ! モチロン剣パパ。さすが剣パパっ!! 可愛さは剣と互角です! 一体何歳なんだ、アンタ!? あの顔で刑事です。警視総監賞もらってる敏腕刑事ですよ〜。可愛さゆえに変な虫もついてます。そんな可愛い剣パパが学院内に潜んだ爆弾魔を捕まえようと頑張っちゃいます。冴え渡る刑事の勘は果たして常識外の青桃院に通じるのか!!? 濃ゆい父兄参観の中、密かに(?)繰り広げられる陰謀……。
そして今回も嬉しいサービスシーン付き。えっ!? 2Pですか?
爆弾魔を探し出して捕まえる話なのにまったく推理してないです。私的にはちょっと考えさせてもらってもいいと思いました。でも、何にも考えないでボヘボヘ読むには最適だと思いますよ〜。
トカゲVS御霊寺の因縁の対決も父兄が加わりヒートアップ! 御霊寺先輩親子、お祓い効かないって気付いてないんですかね? 父なんて40年近くやってるはずですよ? そろそろ気付いて諦めちゃえばいいのに☆
今回もいつものノリで面白い青桃院学園風紀録、パパも大活躍です。お持ちでなかったら是非。
ところで、青桃院の皆さん。お母様はどちらにいらっしゃるんですか?
紙の本フツウじゃないだろ!
2001/10/05 11:43
そろそろ二人の仲をなんとか・・・!(笑)
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:miyagi - この投稿者のレビュー一覧を見る
いきなり志望校を変更して目の前から消えた喧嘩仲間の朱雀を追いかけて、彼の通う全寮制男子校に編入した如月剣。しかし入学してから見回せば、そこはどうも普通の学園ではなかった。挙動不審な美貌の先輩と、彼を慕うミーハーな女子高生みたいなノリの同級生たちにかなり脱力しながらも朱雀を探す剣だが、当の朱雀は剣を避けている様子で…。
青桃院学園シリーズの3冊目。内容的にはこれが一番最初の話になります。相変わらずの漫才を続けている剣と朱雀に、そろそろ二人の仲を何とか…! と思ってしまうのは私だけ?3冊目に入っても全くテンションの下がる気配のない伊集院先輩のヘンタイぶりと美貌の素晴らしいこと。笑えます(笑)
紙の本ヒミツがあるだろ!
2002/07/08 08:08
妄想に巻き込まれる…
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:流水 - この投稿者のレビュー一覧を見る
良家の子息が集う私立青桃院学園は、全寮制のアヤシイ男子校である。中間テストの前の事前テストで赤点を取り、「スレスレ・ボーイズ(?!いいのか、このネーミングセンス!!)」に指名された剣。このまま本番でも赤点だと、罰ゲームをしなければならない。担当教官の東雲の指導で補習が行われるが、その矢先、「スレスレ・ボーイズ」のひとりが行方不明に。どうやら十年前にも同様の誘拐事件があったらしいが…。
お笑い系青春ラブコメです…いや、ラブコメではないのかな? ギャグ、ではあるんですが、なんだか分類が難しいストーリーだった。
タイトルの「ひみつ」っていうのが、読んでみるとちょっと意味深で、でもどうでもいいようで(笑)いいなあと思います。
紙の本スリルがあるだろ!
2001/07/28 16:00
ハイテンションコメディ第二弾。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:miyagi aya - この投稿者のレビュー一覧を見る
美貌で変人な先輩、伊集院に誘われ彼の別荘にやって来た剣と剣にくっついて来た朱雀、そして無理やり伊集院につきあわされた生徒会長の御霊寺。豪華絢爛、そして持ち主同様何ともいかがわしい(笑)屋敷に着いた4人だが、落石により帰り道が塞がれてしまう。そして屋敷ではおかしな出来事が続き…。
男子校生たちが主人公のギャグ小説第二弾。相変らず天然ボケな剣は色気より食い気。そんな剣を隣で眺めながら苦虫を噛み潰している朱雀は、自分に関わらなければ怪現象もどうでもいい様子。伊集院は降りかかる災難もそっちのけで一人妄想にふけり、唯一別荘に潜む悪霊の気配に感づいている御霊寺の邪魔になってばかり。
口を開けばどこまでも漫才が続いてしまう登場人物たちの会話がしょうもない感じに笑いを誘い、一気に最後まで読みました。続編も相変らずのハイテンションで楽しかったです。