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狸穴あいあい坂
著者 諸田玲子
火盗改方与力の娘結寿と八丁堀同心の妻木道三郎は、狸穴界隈で起こる事件の謎を解くうち、思いあう仲になる。だが、旗本と町方では身分違いの上、妻木は子持ちの寡夫。ままならない恋に悩む結寿に縁談が持ち上がる。妻木に話すことが出来ず思いつめるころ、旗本の火事が付け火だったと噂を聞き……。不思議な事件を解決するため奔走するふたりの活躍と恋の行方は!? ほのぼのと心温まる連作時代小説。
恋かたみ 狸穴あいあい坂
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紙の本心がわり
2018/10/30 22:15
江戸時代小説に興味を持つきっかけとなったシリーズの一つです。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:satonoaki - この投稿者のレビュー一覧を見る
火盗改めと町方の違いを知らないまま読み始めたシリーズでしたが、読み進めるうちに、結寿の恋心だけでなく、犯罪取り締まりの状況も徐々にわかりかけてきました。
結寿の、狸穴坂での恋は実らなかったけど、彼女は一つ大きくなり、幸せに巡り合えたのだと思います。
紙の本嫁ぐ日
2020/03/12 22:38
ハッピーエンドでした。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:satonoaki - この投稿者のレビュー一覧を見る
最初にパラパラと見ていますと、カタカナの名前がちらちら出てきて、完結編だというのに厄介な展開なのかと疑いをもちました。
けれども、読んでみると、なんてことはなく、道三郎と結寿の絆はますます深まったようでした。
おじい様、溝口幸左衛門の活躍がもう少しあればと思ったのですが、歳を取ったということでしょうか。
ほかのメンバーのキャラは相変わらずで、楽しく読み終えました。