電子書籍
下町ロケット
著者 池井戸潤
直木賞受賞作、待望の文庫版を電子化!
「お前には夢があるのか? オレにはある」
研究者の道をあきらめ、家業の町工場・佃製作所を継いだ佃航平は、製品開発で業績を伸ばしていた。そんなある日、商売敵の大手メーカーから理不尽な特許侵害で訴えられる。
圧倒的な形勢不利の中で取引先を失い、資金繰りに窮する佃製作所。創業以来のピンチに、国産ロケットを開発する巨大企業・帝国重工が、佃製作所が有するある部品の特許技術に食指を伸ばしてきた。
特許を売れば窮地を脱することができる。だが、その技術には、佃の夢が詰まっていた――。
男たちの矜恃が激突する感動のエンターテインメント長編!
第145回直木賞受賞作。
池井戸潤、絶対の代表作。
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2015/11/05 15:36
下町
8人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る
ドラマが始まるので興味を持ち読んでみました。ドラマがなかったら読んでみようとは思わないタイトルですが読んでよかったです。
2023/12/06 13:21
人気シリーズ第4弾!農業のICT化がテーマに
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:YK - この投稿者のレビュー一覧を見る
池井戸潤氏の人気シリーズ「下町ロケット」の第4弾。第3弾の「下町ロケット ゴースト」の後編という位置づけの作品です。
主人公は中小バルブメーカーの佃製作所。帝国重工との協業という形態で無人運転の農業用トラクター開発に参入し、同じく無人農機を開発する新興メーカーとの開発競争がストーリーの幹となっています。本作品では、佃製作所は大手機械メーカーの帝国重工が手掛ける無人トラクターのトランスミッション製造を担います。今回の対立軸となるライバルは、かつて帝国重工を追われて起業した人物や、帝国重工の発注先メーカーで訳あって倒産(そのあたりの事情は本書に詳しく出ています)した企業の経営者など主に中小メーカーが反帝国重工で組んだチームとなっています。
本作品では今までの「下町ロケット」作品のように、佃製作所単独で大企業に立ち向かうというステレオタイプな構図ではなく、ちょっと複雑な人間関係も絡めてストーリーが展開します。
農業のICT化というテーマが、高齢化する日本の農業の未来を切り開く切り札として位置づけられ、それが荒唐無稽な設定ではなく、非常にリアリティーのある設定であるので、まるで近未来(それも数年後とか10年後ぐらいの感覚)を目の前で見せられているような読後感でした。
物語の展開としては、紆余曲折があっても敵味方なくノーサイドで日本の農業を救おう!という結末になっていて、爽快な読後感で締めくくられています。
2023/12/06 13:20
人気シリーズ第3弾!ロケット部品に携わる中小企業が舞台に
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投稿者:YK - この投稿者のレビュー一覧を見る
池井戸潤氏の人気シリーズ「下町ロケット」の第3弾。中小バルブメーカーの佃製作所を舞台に、大手からの発注停止や、特許を巡る知財関連訴訟など数々の困難を乗り越えていく様子が描かれています。
中小企業が大手企業からの圧力でピンチを迎え、様々な手法をこらしてそれを克服するというパターンは、もはやドラマの「水戸黄門」と同じく、展開はある程度予想の範囲内ではあるのですが、佃製作所の取引先”帝国重工”の描かれ方が実際に存在する某重工メーカーを想起させたり、ファブレスのベンチャー企業が登場したりとストーリーの舞台装置がタイムリーなので読んでいて悠長な印象を受けません。
本書が単行本で出版されたのが2018年で、当然コロナ禍の前です。佃製作所の社員たちが会社の行く末を案じて話し合いをするのは会社近所の居酒屋ですし、佃製作所を貶めようと画策する悪者が談笑するのは高級レストランだったりと、コロナ禍での日常に慣れた感覚ではストーリーの中身よりも印象的に感じるのは、その大部分がお酒を飲みながらの場面であることです。コロナ禍前はこれが普通だったんだなぁ、とちょっと懐かしく感じてしまいました。これらの場面が全部リモートだったら、ちょっと味気ないだろうな、と思いました。
2018/10/02 05:59
面白い
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投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る
ギアゴーストとの戦いや、ドンドン進んでいく展開に面白くてラストまで目が離せないという感じで、おもしろかったです。
電子書籍下町ロケット お試し特別版
2018/08/14 20:24
楽しい
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投稿者:ぽんた - この投稿者のレビュー一覧を見る
非常いい本だと思います。読みだしたら止まらなくなるおもしろさで、読み続けていたくなるほどのおもしろさです。
電子書籍期間限定! 下町ロケット2 ガウディ計画 お試し特別版
2016/02/10 07:34
超人気作の続編
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投稿者:ELLE - この投稿者のレビュー一覧を見る
前作に引き続き中小企業の意地を見せる佃製作所。お馴染みのメンバーに加え、新たな登場人物(主に敵役)もキャラ立ちしていて各々魅力的。幾多の横やりにもめげず、技術力で立ち向かい、最後は勝利を手にする勧善懲悪の展開に胸がスカッとする。個人的には立花さん好みです。
2021/11/19 10:26
面白かったです
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投稿者:iha - この投稿者のレビュー一覧を見る
下町ロケットシリーズ第4弾。今回は農業用機械がメインテーマ。相変わらず勧善懲悪の明快な内容でした。軽く読めるので、気分転換にちょうど良いです。
2021/11/19 10:25
面白かったです
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投稿者:iha - この投稿者のレビュー一覧を見る
大企業を向こうに回し大活躍する中小企業、佃工業所の物語第3弾です。今回は別のベンチャー企業の知的財産権侵害裁判に手を貸す話でした。圧倒的不利な状況の中、最後に大逆転するさまは今まで同様の手法で、とても痛快でした。どうも次作に話が続くようなので、そちらも楽しみにしたいと思います。
2021/11/19 10:23
面白かったです
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投稿者:iha - この投稿者のレビュー一覧を見る
中小企業が大企業を向こうに回し、技術力で信頼と仕事を勝ち取って行くお話の続編で、そんなテイストは前作と同じ。今作は、前作の宇宙ロケット開発に加え医療分野にも裾野を広げる。相変わらずの下克上&勧善懲悪ぶりにカタルシスを感じる作風となっております。
紙の本下町ロケット 1
2021/11/19 10:22
面白かったです
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投稿者:iha - この投稿者のレビュー一覧を見る
ドラマにもなった人気作です。町工場に毛が生えたような中小企業が、大企業を向こうに取り、ロケット部品の開発を担う痛快物語です。
2016/09/12 02:13
テレビドラマを見たせいか
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投稿者:読書はじめました - この投稿者のレビュー一覧を見る
テレビドラマを先に見てしまったせいか、
「あっ、このシーンあったな」とドラマシーンの再確認のような読み方になってしまった。
前作は中小企業のプライドを懸けた戦いで面白かったのに、今回は利権のために暴走したオヤジに巻き込まれた話みたいであまりワクワクしなかった。
ラストはドラマよりもこっちの方が好き。
紙の本下町ロケット 1
2015/09/16 01:31
う~ん
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投稿者:ねこさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
「空飛ぶタイヤ」「鉄の骨」を読んでからこれを読んだのですが話がなんとなく似ている気がしていまいち感動がなかったです。中小企業、下請け、資金繰り的な話で系統が同じで…。
電子書籍下町ロケット ヤタガラス
2022/10/21 00:39
下町ロケットシリーズ
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
このシリーズもおもしろいです。何よりも、勧善懲悪だからかなぁ……ラストのところでスッキリしますからね。今回は、農業に関するお話。日本の農業は、まだまだ……と思いました。続編、期待します!
2019/06/17 13:06
理念
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投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
理念があるっていいなあ。
かっこいい!
理念だけでは…ってのはあるかもだけど、やはり理念は捨てないで持ち続けてほしいものだ。
2019/04/29 22:50
3巻
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投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
3巻ともなると仕方がないのかちょっとあっさりというか。マンネリっぽいところも感じたなあ。
個人的には1,2巻のほうがおもしろかったなあ。