- みんなの評価
4件
誰の味方でもありません(新潮新書)
著者 古市憲寿
炎上したいわけではない。でも、つい言いたくなる。みんなが当然のように信じている価値観や正論って、本当にただしいのだろうか、と。いつの時代も結局見た目が9割だし、観光名所はインスタの写真に勝てないし、血がつながっているから家族を愛せるわけじゃない。“目から鱗”の指摘から独自のライフハックまで、メディアや小説など多方面で活躍する著者が「誰の味方でもない」独自の視点を提示する。
誰の味方でもありません(新潮新書)
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誰の味方でもありません
2020/06/13 00:02
文才にハマってしまった!
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぶっちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
コラム形式だと古市さんの文才が際立ってます。平成くんのような小説だと引き込まれる感じですが、短いので無駄のない文章が心地良く、随所に出てくる余談も程よく、古市ワールドに魅了されてしまいました。
読みやすく分かりやすいのですが、考えさせられる鋭く深い見解もあり久々に熟読してしまいました。
映像で観る飄々とした古市さんを想像しながら読み進めていくと楽しいです。
誰の味方でもありません
2021/12/11 20:12
いい人になるのをやめる。
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kuzira - この投稿者のレビュー一覧を見る
テレビで見ており、興味があったので、購入。
タイトル自体がインパクトが強いです。
人のことをそんなに気にしなくてもいいなと思いました。
古市さんみたいにはなれないけど、
いいなと思うところだけ、考え方を取り入れたいです。
誰の味方でもありません
2019/10/02 22:40
対話しても疲れなさそうな人
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:せきた - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者はユニークな視点をもつ人というより、割と常識的な感覚の人なんだなという印象をもった。
今、日本社会で暮らす多くの若者が、物質的にも精神的にもそこそこ満たされていて、ある程度幸福であると感じているとすれば、生活を共にするパートナーを選び、ましてや子どもをもうけるなんて、自分以外のために自分の時間を捧げることにしかならず、幸福度が下がることの方が多い環境と映るだろう。平成期とは結婚と子どもが失われた時代と言われるのは必定だった。
人はいつの時代も楽しく生きて、時々、世の中へ貢献できたと感じられればそれで良いではないかと思えた。