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5件
ぎょらん(新潮文庫)
著者 町田そのこ
人が死ぬ際に残す珠「ぎょらん」。噛み潰せば、死者の最期の願いがわかるのだという。地方都市の葬儀会社に勤める元引きこもり青年・朱鷺は、ある理由から都市伝説めいたこの珠の真相を調べ続けていた。「ぎょらん」をきっかけに交わり始める様々な生。死者への後悔を抱えた彼らに珠は何を告げるのか。傷ついた魂の再生を圧倒的筆力で描く7編の連作集。文庫書き下ろし「赤はこれからも」収録。(解説・壇蜜)
ぎょらん(新潮文庫)
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ぎょらん
2023/08/21 22:16
泣きました
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なっとう - この投稿者のレビュー一覧を見る
寂しさと、優しさと、悔しさ。何度も涙しながら読み切りました。
見送る側がうみだしてるのかなぁと思いつつ、でも…と、考察も楽しめる1冊でした。
2023/07/04 23:04
久しぶりに涙した
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:J. - この投稿者のレビュー一覧を見る
途中読んでるのが辛くなる場面も多々あったが、読み始めると、眠い眼を擦りながら読み耽ってしまった。
『ぎょらん』は誰が作り出すものか、作中で議論されていたが、仮に存在するとすれば、私的には生者側(残された者)であろうと考える。
2024/11/15 18:51
お守り代わりの本になりました。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:レモネード - この投稿者のレビュー一覧を見る
突然婚約者を亡くし、何も手につかなくなっている私に友人がプレゼントしてくれてぎょらんを読みました。
感情移入していろんな気持ちが溢れて何度も泣きながら読みました。ぎょらん、本当にあったら良いのにな。
この作品に私はとても救われたので、大切なひとを亡くした方にぜひ読んでほしいです。