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大黒屋光太夫(上下)合本版(新潮文庫)
著者 吉村昭
天明2年(1782)、伊勢白子浦を出帆した回米船・神昌丸は遠州灘で暴風雨に遭遇、舵を失い、七カ月後にアリューシャンの小島に漂着した。沖船頭・光太夫ら十七人の一行は、飢えと寒さに次々と倒れる。ロシア政府の意向で呼び寄せられたシベリアのイルクーツクでは、生存者はわずかに五人。熱い望郷の思いと、帰国への不屈の意志を貫いて、女帝エカテリナに帰国を請願するが……。 ※当電子版は新潮文庫版『大黒屋光太夫』上下巻をまとめた合本版です。
大黒屋光太夫(上下)合本版(新潮文庫)
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2025/03/30 12:32
良いですね
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投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
江戸時代後期に伊勢から江戸に向かう途中で暴風雨に遭い、7か月も漂流した挙句に北太平洋アリューシャン列島の中のアムチトカ島に漂着後、日本に帰る為にロシア人に助けられながらペテルブルグに行き、女帝に嘆願して帰国するまでの話です。漂流記は凄いです。