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完結

項羽と劉邦

著者 司馬遼太郎

紀元前3世紀末、秦の始皇帝は中国史上初の統一帝国を創出し戦国時代に終止符をうった。しかし彼の死後、秦の統制力は弱まり、陳勝・呉広の一揆がおこると、天下は再び大乱の時代に入る。――これは、沛のごろつき上がりの劉邦が、楚の猛将・項羽と天下を争って、百敗しつつもついに楚を破り漢帝国を樹立するまでをとおし、天下を制する“人望”とは何かをきわめつくした物語である。

項羽と劉邦(下)(新潮文庫)

税込 737 6pt

項羽と劉邦(下)(新潮文庫)

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みんなのレビュー20件

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評価内訳

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項羽と劉邦 改版 上

2006/02/06 01:58

世界史の分岐点、前202年

8人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:佐伯洋一 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 司馬遼太郎はついに三国志を書かなかった。それは、吉川栄治先輩の「三国志」があまりに凄すぎたことのほか、様々な要因が考えられる。その中で、三国時代よりさらに400年前のシナ大陸の歴史を描いたのが、本書である。
 項羽と劉邦の話にはたくさんの語源やら事件がある。鴻門の会や四面楚歌、乾坤一擲(かつて野村監督がよく使っていた)、馬鹿、背水の陣などなど。
 項羽と劉邦の時代、西側では、スピキオとハンニバルが、その後2000年以上にわたる欧州とアフリカの地位を決めてしまったのではと思えるような聖戦をザマで演じていた。同年(前202年)、東では垓下の戦いが行われ、そこで勝敗は決する。そうして、漢帝国の礎ができ、西ではローマ国磐石の礎がなった。
 大体、歴史というのは、たとえば微分積分が日本の関孝和が考案したが、ほぼ同時期にインドでも発明されたり、電話の特許申請がほぼ同時だった、などなど重なる事が多い。それにしても、前202年の意味というのは、その後の地球史に極めて大きな影響を与えた稀有な年の1つといえるだろう。
 項羽と劉邦をこれから読もうと思われるなら、本書か横山光輝のマンガがいいだろう。内容はどちらもほぼ変わらない。ただ、本書の場合、地名がぼんぼん飛び出てくるので、多少イメージがわきにくいかもしれない。そして、司馬氏の長所である「話の途中の脱線」が随所に見られる。そこが司馬氏と吉川先生との差(どちらも長所)なのだが、ことシナ史においては、少々厄介な「長所」かもしれない。しかし、それを差し置いて余りある躍動感と示唆性は保障されている。ただ、マンガの躍動感には到底及ばない。いずれも媒体としての長短を併せ持っており、どちらから入ってもいいと思う。
 しかし、本書にも(マンガにはゼロだが)ほとんど描かれていないが、この劉邦の女房というのはトンでもない鬼畜である。残虐の限りを尽くした悪女中の悪女。ある女性をこの女房は手足を切り取り、巨大な便所に投げ込んで大喜びしたり、それはそれは筆舌に耐え難い悪行をやってのけている。それに対する、戦で英雄となった漢の三傑の行動は実に面白いのだが、詳しい書物が少ないのが実に残念だ。
 「前202年という年は、歴史をどう動かしたんでしょうか」という問をもし松平アナにされた時の解答など私も考えてみたが(別にたいしたもんでもないが)、読者も本書初め、ローマ、カール大帝時代、ナポレオン、その後のシナ史など(モンゴル人の活躍も)、そしてなにより我が日本史を十分に学ぶと、答えが出てくると思われる。それには時間がかかるが、歴史というのは、人類の歩そのものであるのだから、一朝一夕には行くはずもない。一生涯を捧げるに足る重みと面白さがあるような気がする。ハンチントンは、日本を中華文明の枠外の日本文明と位置づけ、8大文明の構成要素とした。その意味も、結局シナ大陸史を学ばなければ意味不明だろう。
 そうして歴史を学ぼうと考えた時、この項羽と劉邦は外せないという意味からも、また純粋に小説を楽しみたいと言う向きからしても、本書はお勧めできる。しかも、受験の漢文には大いに役に立つ。センターでここが出れば、満点も望める。

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項羽と劉邦 改版 上

2017/07/27 04:18

人間ドラマ

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者: - この投稿者のレビュー一覧を見る

司馬遼太郎さんの物語はどれも登場人物が魅力的です。歴史物が苦手でもこの方の小説なら読めるのではないでしょうか。中国の歴史物に多い大量の登場人物も、個性豊かな人物描写でいつの間にか引き込まれて、読み進められました。
代表作の『竜馬がゆく』『坂の上の雲』などより、上下巻で短いので歴史物が苦手な方も試しにぜひ読んでみては。

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項羽と劉邦 改版 上

2020/12/19 22:34

大陸の民族誌を読んでいるように面白かった

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:大阪の北国ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書の主題はタイトルの通り項羽と劉邦の応報にあるのだが、その前に「秦の始皇帝」とはどういう人物でいかなる治世をしたのか、また秦という統一王朝が何故ほんの数年で歴史から消えたのか、司馬先生は丹念に語ってくれるため後日発生する」。高校生以前の歴史の授業では触れてもくれない内容である。しかし司馬先生はこれらを平易かつ面白く描いてくれる。そこには後代の環ガ何故そういう大帝国を築きあげ得たのかという重要な問題を含んでいる。とにかく面白い。情報量が多すぎて、なかなか読書がはかどらないが読んでいくに連れて筋の展開が面白くなり、調子づいてすぐに読み終えてしまった。行間に溢れてくる民族学的叙述も面白く、非常に内容の濃い一冊であった。

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