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集合論入門
著者 赤攝也
「ものの集まり」や「連続」という素朴な概念。ここから広がる世界は実に深遠だ。19世紀にカントールが集合論の基礎を築くと、ラッセルを筆頭に様々な数学者がパラドックスや難題を発見した。それから現在に至るまで集合論は大発展を遂げ、今やその基礎概念は現代数学のみならず、論理を駆使する哲学にも欠くことができない。本書は古典的集合論の基礎を「集合の代数」「濃度」「順序数」の三部に分けて解説。コンパクトながら懇切丁寧な叙述で独習用としても最適。『数学序説』の著者による、定評のある入門書。
集合論入門
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集合論入門
2019/02/13 13:11
深淵な数学理論である「集合論」を分かりやすく解説してくれます!
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、奥が深いと言われる「集合論」について解説された数学書です。集合論は、歴史を遡ると19世紀にカントールによってその基礎が築かれ、それ以降、ラッセルなどが様々なパラドックスを発見しました。これによって現代の集合論は飛躍的な発展を遂げたと言われています。同書は、こうした現代の集合論を、集合の代数、濃度、順序数という3つに分けて詳細に解説した数学書です。非常によく分かります!
集合論入門
2020/03/20 19:10
濃度と順序
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やましお - この投稿者のレビュー一覧を見る
「濃度」と「順序」に関してひととおり、という感じで、動機や定義、例など丁寧な一冊。自習にも使いやすいんじゃないかとおもった。とは言え、気分だけをつかむ、というよりはちゃんとした数学の本です。