電子書籍
「価格」を疑え なぜビールは値上がり続けるのか
著者 吉川尚宏 著
ビール、バター、地下鉄料金。需要と供給の関係なく決まる価格が日本には存在する。なかでも「0年端末販売禁止」などで印象が強く、生活と密接な関係にあるのが「携帯電話料金」だ。多くの消費者が「高止まりしている」と感じるその裏に、大きな力が関与している実態があると吉川氏は主張する。それはつまり「官製価格」だ。10年代の日本を占うキーワードとして「ガラパゴス化」を提唱、総務省有識者会議で委員を務める氏は、官製価格化こそが市場からダイナミクスを奪い、経済の停滞を招く元凶と警鐘を鳴らす。官製価格化で私たちの生活はどんな影響を受けているのか? 官製相場や官製春闘はいい結果につながっているのか? そして歪められる価格の裏にはいったい何が? 今すぐ「官製価格化」から脱却しないかぎり、日本に成長は無い!
「価格」を疑え なぜビールは値上がり続けるのか
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
2018/09/19 18:47
難しい…
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:絶望詩人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本には、官僚によって定められた価格に対する懐疑的な見解が書かれてある。
確かに、この本に書かれてある内容に納得できるところもあった。
ただ、書かれてある内容が難しい。
もっと分かりやすく書いてほしかった。
2018/08/01 13:17
官製価格が日本の市場をゆがめている!
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、本来、需要と供給の均衡で決定される価格が、それとは無関係に決められている、いわゆる「官製価格」に対して真っ向から批判した書です。官製価格とは、例えば、ビールやバター、携帯電話料金などがありますが、これらの価格決定の裏には大きな力が働いているのです。本書の著者は総務省の有識者会議のメンバーでもあり、こうした官製価格を批判し、日本の市場のゆがみを是正する方策を提唱します。