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LAコンフィデンシャル
著者 ジェイムズ・エルロイ,小林宏明・訳
悪の坩堝のような50年代のロサンジェルス市警に生きる三人の警官――幼時のトラウマから女に対する暴力を異常に憎むホワイト、辣腕刑事だった父をもち、屈折した上昇志向の権化エクスリー、麻薬課勤務をいいことに芸能界や三流ジャーナリズムに食指を伸ばすヴィンセンズ。そこへ彼らの人生を大きく左右する三つの大事件が……<暗黒のLA四部作>第3作。
LAコンフィデンシャル(上)
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2021/03/09 19:43
キム・ベイシンガー
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る
映画版ではキム・ベイシンガーが美しく、男臭い物語の華となっていましたが、原作でも印象深い役どころです。映画も原作もどちらも面白い。
2021/03/09 19:38
映画を観て
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る
先に映画を観てとても面白かったのですが、何故かラッセル・クロウとケビン・スペイシーの見分けがたまにつかなくなり名前も混乱したりしました。原作の方はさらに混み入っていますが、何かこう物凄く引っ張られる力を感じます。
2002/05/07 12:17
情念の筆致
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:挫折ハードロッカー - この投稿者のレビュー一覧を見る
黒幕が誰なのか分かっているのに、犯罪と人とが容易には結びつかない、極めて複雑な構成をした小説だった。これがもし純粋なミステリーだったなら途中で挫折してしまったかもしれない。しかし、この物語りの主眼は、あくまでも人間の、もっと限定すればWASPの悪業を描くことにあり、情念に突き動かされたかのごときエルロイの筆致が、見事にその仕事を完遂している。
うーん、凄い。