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abさんご(文春e-book)
  • みんなの評価 5つ星のうち 3.2 9件

電子書籍

abさんご

著者 黒田夏子 (著)

「途方もないものを読ませていただいた」──蓮實重彦・東大元総長の絶賛を浴びて早稲田文学新人賞を受賞した本作は、75歳の著者デビュー作。昭和の知的な家庭に生まれたひとりの幼子が成長し、両親を見送るまでの美しくしなやかな物語である。半世紀以上ひたむきに文学と向き合い、全文横書き、「固有名詞」や「かぎかっこ」「カタカナ」を一切使わない、日本語の限界に挑む超実験小説を完成させた。第148回芥川賞受賞作。小説集『abさんご』より表題作のみ収録。

abさんご

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みんなのレビュー9件

みんなの評価3.2

評価内訳

紙の本abさんご

2013/02/07 13:09

美しい言葉の羅列

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ちまこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

縦書き、横書きで斬新な作りに驚きました。左ききの私は小説は仕方がないけれど雑誌や新聞は左側、つまり裏からみます。右利き使用に作られたものの中で不自由を感じていた私にはabさんごは実にめくり易かったが、ひらがなばかりに慣れるまで少し手間取りました。幼児ながら冷静に物事をとらえる感覚は「ライ麦畑でつかまえて」を思い出せるものがありましたが、日本語の美しさ、言霊のようなものを久しぶりに読んだ気がしました。「満月たち」は一番のお気に入りです。芥川賞にふさわしい、理解しがたいけれど自分の感性で理解できる、手ごわいけれど中に入ってみることができる素晴らしい作品だと思います。文学とはこうあるべきだと再確認されられました。

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紙の本abさんご

2017/02/18 21:49

良かったです

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:わらび - この投稿者のレビュー一覧を見る

買ってからなかなか読み進められず、数年積読状態だったのですが・・・
先日、ようやくまとまった時間ができて、
のろのろと読み進めてみたら…
ナニコレやばい。
明治の言文一致以後のものだけが日本語の書き言葉のありかたじゃなくて、他にもあるんだよーこういうのもあるんだよーっていう…
ストーリーもすごい魅力的だったんですが、
日本語の文体ってなんね?と思わせる、その表現力に打ちのめされました。

新作も読みたい…。
過去作をもっと出版してくれないかなあ…。

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紙の本abさんご

2015/08/28 10:23

難解というより難読?

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:T.H. - この投稿者のレビュー一覧を見る

技術系の職業人には、横書きで、カンマとピリオドの学術文書は読み慣れているはずだが、この芥川賞受賞作品には往生した。しかも、描かれている内容は実に他愛もないときている。

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紙の本abさんご

2013/01/28 09:36

無理のある作品

8人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:niko - この投稿者のレビュー一覧を見る

実験小説、まさに実験。
芥川賞がこれでいいのか?

一読しましたが、内容は記憶に残らず言葉遊びを必死にしている作品という印象しか残りませんでした。
購入するなら3年くらい待って文庫で。
発表日に予約なんかするんじゃなかったです。

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紙の本abさんご

2016/02/04 17:10

テーマは?

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:テラちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

昭和のインテリ家庭に生まれ育った主人公の話らしいが、ストーリー性があるわけでもないし、じゃ、何が言いたいのか、となると、よくわからない。横書き、固有名詞を使わない、やまと言葉の多用など、実験的ではあるにしても、ならば、縦書きに組みなおした場合、どう違うのか、小説としての評価は変わるのかといった疑問も残る。極論かもしれないが、なぜ芥川賞なのか、そこに行きつく。

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紙の本abさんご

2013/01/31 17:11

わからない

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:カラス - この投稿者のレビュー一覧を見る

買って読んでみたが、
意味がさっぱりわからなかった。

これが、「文学」なのかもしれないが、
ぼくにはさっぱり理解できなかった。

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紙の本abさんご

2017/09/03 14:50

最速

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:読書はじめました - この投稿者のレビュー一覧を見る

6行でリタイア。(立ち読みで良かった)
漢字のありがたさを読者に思い知らせるつもりなら、作者の狙いはドンピシャ。
が、読者に読まそうとしない、読み手を選ぶ本を作るのはどうなの?
どんなに素晴らしい物語だとしても、読めない本は最低。
作者の一人よがり、自己満足にしか思えない。

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紙の本abさんご

2017/08/21 19:12

小説の反面教師

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:病身の孤独な読者 - この投稿者のレビュー一覧を見る

率直な感想を言えば、非常に読みづらい小説であった。哲学書や思想書のように内容が抽象的で難しくて読みづらいのではなく、漢字やひらがなの使い方、そして文章構成が読みづらいのである。言い換えると、単純に日本語として読めないということだ。
 アリストテレスの『詩学』やその他文章論でも言われているように、物語は「明瞭でかつ普通でないこと(内容)」を主張するように書かれるべきである。どれほど優れた内容であっても、読めなければ(読まれなければ)意味はなさない。
私の理解不足かもしれないが、この小説は’’難しかった’’。

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電子書籍abさんご

2013/04/24 03:37

割高

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者: - この投稿者のレビュー一覧を見る

ちゃんと見れば書いてあるのだけど、表題作のみでこの価格は割高。作品の質は語れませんが、単行本の3分の1の内容しか収録されていないのに300円安いだけでは電子書籍のメリットが感じられない。むしろ単行本を買わないと損。

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