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偉くない「私」が一番自由
佐藤優が選ぶ、よりぬき米原万里
ロシア語会議通訳、作家、エッセイストとして活躍した米原万里の作品を、激動のロシアで親交を結んだ盟友・佐藤優がよりぬいた傑作選。
メインディッシュは、初公開の東京外語大学卒業論文、詩人ネクラーソフの生涯。
ロシア、食、言葉をめぐる傑作エッセイ、単行本未収録作品などをロシア料理のフルコースに見立て、佐藤シェフの解説付きで紹介する。
没後10年米原万里を偲ぶオリジナル文庫。
偉くない「私」が一番自由
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偉くない「私」が一番自由
2017/10/11 23:56
ロシアつながり
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:こゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
この間読んだ(京都大学悪魔の講義)佐藤優さんが、大好きな米原万里さんの本を編集しているとは。と、思ったが、佐藤さんはロシア方面の外交官だったし、米原さんはロシア語通訳だったので、実は濃い縁があるのだろう。異様な読書家だったり、勉強家だったり、賢かったり、作家になってしまったり、と、今から思えば、二人の共通項は思いつくのであった。佐藤さんにおかれましては、パンツのルートとか、ハルヴァが最も美味しい菓子屋とか、そういう研究も受け継いでくれないだろうか。