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戦争と諜報外交 杉原千畝たちの時代
著者 著者:白石 仁章
日本が大戦へと向かう中、頭脳で世界と渡り合い、闘った外交官たちがいた。彼らはそのとき一体何を見、何を試み、日本をどんな未来へ導こうとしたのか? 外務省に眠る4万冊の資料から、その足跡をあぶり出す。
戦争と諜報外交 杉原千畝たちの時代
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2016/03/13 19:57
インテリジェンス-オフィサーとしての評価
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投稿者:6EQUJ5 - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本が、なぜ大東亜戦争(太平洋戦争)を開始したのか?その謎に、当時の外交官のインテリジェンス活動という視点から分析を試みた本。
取り上げられているのは、斎藤博、杉村陽太郎、来栖三郎、杉原千畝の四人。やはり有名なのは「日本のシンドラー」杉原千畝でしょう。六千人のユダヤ人を救ったという偉業は高く評価されるようになりました。しかし、さらに本書では「インテリジェンスの鬼才」としての評価を重ねています。
著者と同じく日本があの戦争に突入した理由あるいは杉原千畝に興味がある方は、ぜひ一読を。
巻末の年表も詳細で、歴史を辿るための参考になると思います。