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圓生の落語
巧みな人物描写、洗練された語り口で、今なお名人の名を不動のものとする、三遊亭圓生の名演集。表題作「双蝶々」他、「ちきり伊勢屋」「札所の霊験」「梅若礼三郎」「お若伊之助」の全五篇を収録。
圓生の落語1 双蝶々
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2022/05/30 16:10
それは殿様、困ります。ないから払えない、それじやぁ話になりません。
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投稿者:マスクの怪人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「真景 累ヶ淵」がどんなものか知りたくなり、文字起こしされたこの本を読んでみたら、因果応報環状線、巡り巡るよ人の業~・・・てなお話でした。
悪いことはしちゃだめだけど、仏の境地にでも人間いかない限り、欲を断ち切るのは難しい。そんな人々の行きつく先は地獄かはたまた極楽か?。
でもおもしろい。私は読みやすいと感じた。古典落語に分けられるのかな?
「牡丹灯籠」も収録されていて、お露に新三郎が取り殺されて終わりなのだとばかり思っていたから、その続きがあったとは知らなんだ。この作品も、因果応報。悪事はいづればれるという一席。