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蝸牛庵訪問記(講談社文芸文庫)
  • みんなの評価 5つ星のうち 5 1件

電子書籍

蝸牛庵訪問記

著者 小林勇 (著)

蝸牛庵・幸田露伴との若き日の出会いから、その凄絶、荘厳な終焉の日までの“日常”の比類なき記録。該博な知識、不羈の精神、巨大な文学空間を展開する“文豪”露伴の、慈父のごとき姿をあざやかに捉える、小林勇のエッセイ文学の名著『蝸牛庵訪問記』。

蝸牛庵訪問記

1,242 (税込)

蝸牛庵訪問記

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紙の本蝸牛庵訪問記

2002/01/09 03:18

幸田露伴とのこころ通う交流

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:喫読家 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 正直に白状してしまうと、幸田露伴の書いたものはあまり読んだことがない。どちらかというと、多くの作品を読んだことのある幸田文さんの、こわいお父さんというイメージの方が強かった。ところが、小林勇氏の描く幸田露伴はずいぶん気さくで楽しい人だ。

 夏も終りに近い或る日の午後、二階の書斎に上っていくと、先生は釣の道具を室一杯にひろげていた。「先生、座敷で釣ですか」と私がいうと、「なにを悪口いうか」と笑った。
(中略)
 先生は釣道具をいじりながら、「君は忙しいかい」ときいた。私は「忙しいですね」と簡単に答えた。すると先生はもう一度「忙しいかね」ときいた。私は「どうしてですか」と反問した。「いや、なに、君がよければ釣に連れていってやろうと思うからさ」私は「釣のお供などご免ですよ」と答えた。先生はそれをきくと、むっとした顔をして、「わしは人から釣に連れていってくれと頼まれるが、みんな断わっている」

 このあと著者は先生(露伴)に説得され一緒に釣に出かけるのだが、道中のやりとりはやはり落語のような呑気さ。博学で知られる露伴も、酒が入り興が乗るとずいぶんいい加減なほら話をする。

 著者の小林勇氏は岩波書店の編集者だが、著者と編集者という関係や親子ほどの年の違いを越え、露伴とは非常に親しい間がらになる。本書は晩年の露伴と知りあうようになってから20年の歳月の交流を綴ったものだが、前半のユーモラスで牧歌的な雰囲気からやがて苦しい戦争の時代にむかう中、二人の絆は次第に深く太くなってゆく。戦争末期、思想犯として囚われた著者小林氏の留置場での拷問の日々、病床の露伴から届いた激励の手紙、敗戦、そして露伴の死。
 おそらくこの本には、幸田文さんも(また他の人も)知ることのできなかった、ひとりの友人(人間)としての幸田露伴の姿が、まれな才能を持つ人の手により描かれているように思う。

 「蝸牛庵というのはね、あれは家がないということさ。身一つでどこへでも行ってしまうということだ。昔も蝸牛庵、今もますます蝸牛庵だ」

 露伴のさりげないことばの数々が頭に残る。

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