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一条の光・天井から降る哀しい音(講談社文芸文庫)
  • みんなの評価 5つ星のうち 5 1件

電子書籍

一条の光・天井から降る哀しい音

著者 耕治人 (著)

脳軟化症の妻は“私”を認識できない。――何度目かに「御主人ですよ」と言われたとき、「そうかもしれない」と低いが、はっきりした声でいった。――50年余連れ添った老夫婦の終焉間近い困窮の日常生活。その哀感極まり浄福感充ちる生命の闘いを簡明に描く所謂“命終三部作”ほか、読売文学賞受賞『一条の光』、平林賞『この世に招かれてきた客』など耕治人の清澄の頂点6篇。

一条の光・天井から降る哀しい音

1,080 (税込)

一条の光・天井から降る哀しい音

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みんなの評価5.0

評価内訳

  • 星 5 (1件)
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静かで清い魂の声のする作品

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ろこのすけ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 厳しい親、優しい親、だめ親父など、親でもさまざまな顔がある。
  親の背中を見ながら子は育つ。育って成人して自分も親になる。親になって初めて親の苦労がわかったりする。
 「両親はえらかったのだなあ」としみじみ思い、親孝行せねば・・・と思っているうち、親はすっかり老いて介護するまでとなる。
 厳しく、凛とした親がある日わが子に向かって「あなた様はどなたでしょうか?」と尋ねたとしたら?この人はあなたのご主人ですよ(奥様ですよ)と言うと「そうかもしれない」と答えたとしたら?

本書は六篇の短編(「詩人に死が訪れるとき」「この世に招かれてきた客」「一条の光」、「天井から降る哀しい音」「どんなご縁で」「そうかもしれない」)から構成されている。
 「詩人に死が訪れるとき」と「この世に招かれてきた客」は、詩人千家元麿について書いたものである。千家元麿を尊敬し私淑していた著者が千家の死後21年経って、その死について書いたものを出版。「この世に招かれてきた客」は川端康成の弟に土地を貸したことをきっかけに争いごとがおき、著者は精神を病み入院。その後、退院し、千家元麿の詩を読み直して千家の人物について再発見したことなどを書き記したものだ。

 「天井から降る哀しい音」「どんなご縁で」「そうかもしれない」は妻と夫の老境の日々を書いたものである。妻が八十歳で脳軟化症になり、認知症になり、金銭感覚がなくなり、鍋を焦がし、ぼやを出す。そんな日々を同じ八十歳の夫が介護するが、夫も体力の限界がくる。しかも、おりあしく夫は癌に侵され入院。
 妻は老人ホームへ、夫は癌で入院。老いの哀しみが切々とにじむ。
 入院中の夫を見舞った妻に、「あなたのご主人ですよ」というと「そうかもしれない」と答える妻。

金持ちにも、貧乏な人にも等しくやってくる老い。かつて喧嘩しながらも共に歩んできた夫婦も老いて行く。誰にも老いと死をとめることはできない。老いたものが老いた者を介護する昨今。息子や娘の顔を忘れ、生涯を共にした妻や夫のことさえも覚えていない日々を見つめて行かねばならないのはせつないものである。しかし、何もかも忘れて(認知症となって)、一切から解放され、それが彼岸への道ならば、それは現世からの解放かもしれない。
 五十年余連れ添った老夫婦の終焉を著者は万感こめて静かに書ききった、静かで清い魂の声のする作品だった。
 八十歳の最晩年までこの作品を見事に書ききって逝った著者「講治人」の作品に玄冬の寂寥がかさなった。

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