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七・錯乱の論理・二つの世界(講談社文芸文庫)
  • みんなの評価 5つ星のうち 5 1件

電子書籍

七・錯乱の論理・二つの世界

著者 花田清輝 (著)

常に世界に開かれている透徹したリアルな眼。文学・思想の至高を終生求めつづけた強靱な芸術家魂。ブリリアントな論理と秀抜この上ないレトリック。真の前衛・花田清輝の初期小説・「七」「悲劇について」、「復興期の精神」と比肩する初期エッセイ集「錯乱の論理」、「沙漠について」「動物・鉱物・植物」等の名篇を含む「二つの世界」を合わせて収録。

七・錯乱の論理・二つの世界

1,026 (税込)

七・錯乱の論理・二つの世界

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紙の本七・錯乱の論理・二つの世界

2017/04/23 00:27

イチャラブ清輝くん

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:SlowBird - この投稿者のレビュー一覧を見る

花田清輝の初期の短編小説「七」ある無名に近いある学者に大いに私淑し、またシンパシーを抱いて、その友情が全体を包み込んでいるが、その彼に襲いかかる悲劇にはなすすべなく茫然とするしかない。それは学問の分野に際立った鋭敏さを発揮する者が、その感性を抱えたまま処世を生きていくことの矛盾が、彼を追い詰めていくことには、どうにも如何ともしがたいということが突きつけられてしまったからだ。そこにいたるまでの語り手の精神は、どうにも作者自身の当時の蹉跌が反映されているのだろうと思う。諦めというのではないが、ある種の覚悟めいたものが、作者のその後の諧謔に満ちた言論の出発点ではないのか。その剥き出しで、あらゆる懊悩が混入されているところが、処女作たる由縁とも言えるだろう。
その「七」から10年後に書かれた「悲劇について」も、青年の蹉跌はなお引き継がれ、芸術家の嫉妬心が不毛に発揮され。主人公は同じ画家である友人を、狂気に陥れようと画策する。繊細な神経を持つ芸術家と言えど、簡単に狂気になんて出来るわけはないだろうが、そこまでしようと思い詰めるようなコンプレックス、それは自分の方こそが追い詰められているのだという自覚に、作者は身に覚えがあっての諧謔、韜晦がこの作品なのだろう。そしてこの芸術家としての挫折があればこそ、ファシストの手下と呼ばれようとたじろがない強靭な論理展開が可能だったのだと気づく。
評論集「錯乱の論理」では、太宰治論が目を引く。分析すればするほと批判的な言辞しか出ないのだが、しかし筆者は太宰が好きでしょうがないのだ。この告白の婉曲的な表現は、例によって筆者の挫折感の表出だろうが、しかし実は当時も今でも、いろいろな太宰評に共通することのように思う。太宰ってなんなのだろうという新たな興味が湧く。
「二つの世界」の中では、安部公房に影響を与えたという砂漠の思想だが、量子力学における真空の位置付けを文学の世界に引き合ったもののように思えるが、どうだろう。それからこちらは坂口安吾論、安吾や小林秀雄に引き比べて自らを「骨を斬らせて肉を斬る」と称するところに始まり、安吾の「芸術即実生活」の姿勢をもって宮本武蔵と同様に「天下無敵になろうと企てているのだ。必勝の精神に燃えているのだ。」などと論ずるのは、嫉妬心でしかないことだ。意志力、執念、直感、何かしら自分には無い才能を安吾に認めることは、花田にとってむしろ甘酸っぱい感傷的な作業なはずで、読んでいるこちら側が赤面してしまいそうになるのだ。

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