電子書籍
独立国家のつくりかた
著者 坂口恭平
現政府に文句があるなら、勝手につくっちゃえばいい! 東日本大震災後に熊本に新政府を設立し、初代内閣総理大臣に就任した男が明かす、いまを生きのびるための技術とは? 何も壊す必要などない。ただ、あらゆる常識を根底から疑い、歩きかたを変えてみる。視点を変えてみる。そして、思考しつづける。それだけで世界はまったく別の相貌を見せ始める。ここには希望しかない!
独立国家のつくりかた
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本独立国家のつくりかた
2017/01/13 10:43
つくろうよ、僕たちの国
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
モンテビデオ条約を信じる著者の周りには、土地はないがたくさんの人が集まってくる。今の日本がいかに土地に縛られているか考えさせられた。
電子書籍独立国家のつくりかた
2012/07/31 10:45
現代の坂本龍馬か?
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Pokhara - この投稿者のレビュー一覧を見る
プレハブの建物に車輪をつければ車両扱いになる。それを賃貸駐車場に停めて住めるとしたら、35年ローンの家を買うことや、その為に東京に縛られて放射能を恐れ満員電車に揺られる生活に意味はあるのか?
日本人の無意識によってできた現代の社会システムは匿名が故に壊すことはできない。けれど上記のように今の世の中で当然と思われていることに疑問を持ち、視点を変えて、たとえ一見稚拙に見えても解決策を実行に移せることは今を生きる上で非常に重要だと感じた。それはあの日、仕事よりも命を優先して西へ避難しようとした人たちにも繋がっている。
匿名化した社会でこれまで存続してきた政治、マスコミ、電力、土地神話ももはや崩壊していることに誰もが気づきながら、空気を読んで、つまはじきになることを恐れ、発言しないまま今日まで来てしまったが、そんな中でこのような人が出現して、動き始めていることは非常に興味深い。もしかすると現代の坂本龍馬になるかもしれない。
実際、世界中でも「中東の春」に見られるようにSNSの力で持って若者が蜂起し、独裁政権を倒し、それが別の国にまで飛び火している。幻想が幻想のままで終わらないようなことが世界中で現実に起きているのだ。