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創価学会の研究(講談社現代新書)
  • みんなの評価 5つ星のうち 3.4 1件

電子書籍

創価学会の研究

著者 玉野和志 (著)

なぜ日本社会は学会を嫌うのか。保守化・巨大化した組織は、これからどこへ向かうのか。勤行、教学、折伏、財務──学会員の日常とは?社会学者が知られざる実像に迫る、批判でも賞賛でもない、はじめての学会入門。

創価学会の研究

648 (税込)

創価学会の研究

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紙の本創価学会の研究

2008/10/17 23:36

勤行の変遷と創共協定の表は参考になるが。

9人中、9人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オタク。 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 この著者は法華経を「インドにおいても、体制側にはない「特殊な集団」によって担われた仏教における革新運動の中で形成されていった経典」と長ったらしく書いているが、要するに大乗仏教の中の一派が法華経を編纂したという事でしょう?天台宗において所依となる経典が法華経で、勅撰集や仏教説話集に法華経がよく取り上げられている事ぐらい、知らないのかしら?多分、岩波文庫版の「法華経」の解説を読んで、こんな事を書いたんじゃないか。著者は多分、大石寺や創価学会、顕正会といった教団の本しか読んでいないので、日蓮聖人が白蓮阿闍梨日興上人に託した、というのは富士門流の主張で、大石寺は富士門流の中の一派だ、という事ぐらい知らないのかしら、と思える。
 創価学会を組織論として取り上げているから、第一次、第二次創宗戦争についてや妙信講との関係については、まあ書けている。しかし「三大会長」のカリスマ性と学会員との関係は触れていない。特に戸田、池田の両会長が持つカリスマ性は創価学会について書くには必要だ。かつての財務部員について曖昧な表現をしているところからして、かつての創価学会の制度についてもろくに調べていないようだ。
 それと平成五年から創価学会が独自に下付している「御本尊」の元になった板本尊を所蔵している淨圓寺は宗門から離脱したのであって、破門ではない。
 著者が批判的に紹介している島田裕巳氏の本、といっても紹介されている簡略すぎる内容の「創価学会」より後に書かれた「創価学会の実力」といった本の方が創価学会について知るには参考になる。

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