電子書籍
頭が良くなる議論の技術
著者 齋藤孝
「楽しい議論」で生産性も人間関係も急上昇。著者自ら「議論の花咲かじいさん」を名のるが、そのコツを初公開する。一回の発言は一五秒以内、席を変えてみる、反論するときは対案を提出する、後戻りしない、自分の議論に反論をする、など役に立つ情報が満載。職場でも、学校でも、家庭でもすぐに始められ、議論の場の空気がグーンと良くなること間違いなし。組織が活性化され、仲が良くなる会話力を身につけたい人必読の書である!
頭が良くなる議論の技術
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電子書籍頭が良くなる議論の技術
2013/07/18 17:01
一般的なディベート入門書
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:うーろん - この投稿者のレビュー一覧を見る
特に、頭の良くなるような方法(言うまでもなく)は書かれていなかった。
ディベート上のテクニックについてもしかり。
内容も浅く思われ、本屋で見かけたら立ち読みで終わっていたかと思う。
このような本が初めての人にはよいかとも。
紙の本頭が良くなる議論の技術
2013/06/06 22:28
会議はBrain Sports!
5人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Fukusuke55 - この投稿者のレビュー一覧を見る
齋藤センセイの最新刊は、「議論の技術」。大学院に入ってからは以前のように「会議」という場が格段に減ったのですが、昨今痛感するのは、発表の機会や授業の最後の「Q&A」で、盛り上がる場合とそうでない場合に大きな差異があること。
<盛り上がるとき>
‐ 自分でも気づかない視点、切り口での質問が受講者から出て、プレゼンターや講師がその質問に待ってましたとばかりに切り返したり、新たな気づきをもたらしたりという広がりがある
‐ 質問者、回答者だけのやりとりで終わらずに、そのやりとりから他にも発言者が一人、二人と広がる
‐ 修了時にみんながなんとなく笑顔になっている
<盛り上がらないとき>
‐ 質問の内容に同調できない、また同調を得られない(例;講師がすでに説明している内容を改めて聞く、なぜそれが疑問なのかの説明がない・・・等々)
‐ 的確な質問をしているのに、プレゼンターや講師がそれに即した回答をしていない、あたふたしている
‐ 他の受講者を巻き込めずに質問者、回答者の二人の世界になっている
・・・これって会議と一緒だなぁと。
齋藤センセイはファシリテーターの能力を高めよと説いていますが、完全に同意です。ファシリテータマインドのある人が一人でも多く参加していれば、たとえある会議や場で自分がファシリテータではなかったとしても、膠着したときに軌道修正することができる、もしくは「軌道修正せねばならないという思い」を共有できるからです。
以下、オビにあるいくつかの掟!
‐一回の発言は十五秒以内
‐論点は混ぜない
‐席を変えてみる
‐反対する場合は対案を出す
‐後戻りはしない
‐板書の重要性
‐鶴の一声は禁止
‐自分の主張に反論する
いつも頭のエンジンをぐんぐんと回しておかないと、ついつい惰性で「まぁ、いいか」ってなっちゃう。これじゃダメなんだよなぁ。齋藤センセイのおっしゃるとおり、議論のあとはまるでスポーツの後のような爽快感がないと。会議はわれわれにとって、まさにBrain sports。漫然と臨んでいてはいけません・・・と自戒を込めて、日々の授業に臨もう。