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インド綿の服(講談社文芸文庫)
  • みんなの評価 5つ星のうち 4 1件

電子書籍

インド綿の服

著者 庄野潤三 (著)

「足柄山からこんにちは」――自然に囲まれて暮らす一家の様子を、長女はユーモアあふれる楽しい手紙で知らせてくれる。山の豊かな四季。そこで営まれる若さと活力に満ちた生活。その便りは“私たち”に大きな喜びを与えてくれる。表題作をはじめ「楽しき農婦」「足柄山の春」など、家族の愛の交流を描く足柄山シリーズ6篇。

インド綿の服

864 (税込)

インド綿の服

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紙の本インド綿の服

2011/02/28 18:10

「ハイケイ 足柄山からこんにちは」の、夏子さんが主役です。

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:きゃべつちょうちょ - この投稿者のレビュー一覧を見る

庄野潤三の本は、何冊か持っていたのに
なぜかきちんと読み通すことができずにいた。
このたび、新潮文庫の「貝がらと海の音」
(残念なことに、いまは絶版のようだ)
をじっくりと読み、たちまちファンになってしまった。

本書は、フーちゃんを主役とした晩年シリーズでもおなじみの、
南足柄に住む、庄野潤三の長女一家の暮らしぶりを、
長女自らの手紙を中心に描かれている。
フーちゃんのパパであるかずやさんが
まだミサヲちゃんにめぐり合えていない頃のお話で
本の最後のほうには、夏子さんの紹介で
ふたりが知り合い結婚し、フーちゃんを授かることになる。

夏子さんの、自然に囲まれた四季折々の、
たのしくも厳しい暮らしぶりがユーモラスに綴られる。
山の緑のうつくしさ、ストーブのための薪割り、
タヌキや山猿の出没、庭で育てているにわとりの卵、
畑でとれたじゃがいもやそら豆、夜に見上げる星への感謝、
など、スローライフを悠悠自適に満喫する様子が書かれるが
東京近郊の便利な生活からの環境の変化は
色々な面での苦労も多かったに違いない。
しかし、両親に宛てた手紙には
そういったネガティブな面はいっさい出てこないのだ。
予想外のことをたのしみ、なんとかするりと切り抜けていく。
これは庄野文学の特色だと思うのだが、
読んでいてほんとうに気持ちが洗われていく。

三人の息子と夫が学校や会社に出かけているあいだは
畑作りに丹精し、野草を摘みに行き、
生活の不便を補うために、近辺の人々と支えあう。
精いっぱいに日々を送るなかでも
夏子さんは実家の両親のことをいつも心に留めている。
手作りのアップルパイや畑の野菜を送ったり、
また、母親から送られてくる手製のワンピースなどに
感激して素直な気持ちを文面にまっすぐにぶつける。
おそらく夏子さんは「赤毛のアン」や「やかまし村」などの
良質なお話を読んで育ったのだろうと想像する。
そして実生活でも、ご両親の愛と信頼をたっぷりと受けて、
人格をきちんと認めてもらいながら育ったのではないかと。
夏子さんのふるまいを通して、ご両親が子育てに奮闘した姿が
浮かび上がってくるようだった。
じっさい、その通りなのだろうし、本の中でのご両親は
足柄山のシンデレラのことを温かく見守りつづけている。

庄野潤三の本を読んでいると、
なにげない日常の中に物語が息づいているのだと気付かされる。
作者の、目詰まりしていないフィルターが、
心に有害なものを注意深く取り除いている。
読者はほんとうに安心して、物語のやさしさの中へ身を投げ出せる。
良質な物語には、素晴らしい効能があるのだと思う。
この「インド綿の服」や晩年シリーズは、
自分が歳を重ねるほどに、輝きを増していく本になりそうだ。
いまとなっては、新作が読めないことがかなしい。

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