サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

新規:日替わりクーポン(0813-16)

【HB】丸善・ジュンク堂書店×hontoブックツリー 大人の自由研究 ポイント5倍キャンペーン(~8/31)

  1. hontoトップ
  2. 電子書籍
  3. 小説・文学
  4. 小説
  5. 螢の河 源流へ 伊藤桂一作品集
螢の河 源流へ 伊藤桂一作品集(講談社文芸文庫)
  • みんなの評価 5つ星のうち 4 1件

電子書籍

螢の河 源流へ 伊藤桂一作品集

著者 伊藤桂一

苛烈な戦場での日々に、死を凝視しつつ、なお友情、青春が息づく、その刻々を淡々と描いた、直木賞受賞作「螢の河」。堪え難い神経痛と耳鳴りに悩む“ぼく”が山奥での岩魚釣り中、不意に“生きてゆくこと”を深く認知する名作「源流へ」。「帽子と菜の花」「帰郷」「溯り鮒」「名のない犬」等、詩人の眼が捉えた、戦場、身辺、釣り、動物達との交歓。伊藤桂一の小説世界を開示する珠玉の名篇全10篇。

螢の河 源流へ 伊藤桂一作品集

1,080 (税込)

螢の河 源流へ 伊藤桂一作品集

ポイント :10pt / 紙の本より216おトク

始めの巻をカートに入れる

ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは

ご利用中のデバイスが対応しているかご確認ください

  • iOS
  • Android
  • Win
  • Mac

対応デバイスごとのコンテンツタイプやファイルサイズヘルプ

対応デバイス毎のコンテンツタイプやファイルサイズ

対応デバイス コンテンツタイプ ファイルサイズ 閲覧期限
iOS EPUB 5.1MB 無制限
Android EPUB 5.1MB 無制限
Win EPUB 5.1MB 無制限
Mac EPUB 5.1MB 無制限

読割50とは?

hontoネットストアおよび、丸善・ジュンク堂・文教堂の提携書店にて対象の紙書籍を購入すると、同一の電子書籍が紙書籍の購入から5年間、50%OFFで購入できるサービスです。
購入時点で電子書籍が未発売でも、紙書籍の購入時期にかかわらず、電子書籍の発売後5年間、50%OFFで購入できます。

または読割50のアイコンがついている商品が対象です。

一部、対象外の出版社・商品があります。商品ページでアイコンの有無をご確認ください。

  • ※ご利用には、honto会員登録が必要です。
  • ※書店店頭でのお買い物の際は、会計時にレジにてhontoカードをご提示ください。
  • ※hontoが提供するサービスで、販売価格の50%OFFを負担しています。

読割50について詳しく見る

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

電子書籍ストア 対象商品
20%OFFクーポン配布中!
「電子書籍 対象商品 20%OFFクーポン」配布中です。
※キャンペーンの適用にはクーポンの取得が必要です。
※一部対象外の商品があります。

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー1件

みんなの評価4.0

評価内訳

  • 星 5 (0件)
  • 星 4 (0件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

銃撃戦に揺れる菜の花を見ていた眼

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:SlowBird - この投稿者のレビュー一覧を見る

召集されて中国戦線を渡り歩き、それから復員してからの人生、そういった作品群を、本書のように一冊のダイジェストにして読んでしまうのがいいのか悪いのか。作品は作品として割り切ればいいのだろうけど、全体を通しての異様さというのが見えてしまってくる。
戦地ものは、自分以外からの伝聞の話も多いが、そこに兵士としての自分の視点を重ねあわせることで戦場という空間の不思議さを現している。
兵士として7年間を戦場で生き延びた「精鋭」であるという自信、というよりは、そのメカニズムを隅から隅まで、てっぺんから末端まで知り抜いているという余裕、足掻いてもどうにもならないという諦念がもたらすのだろう、静かな、戦場には不似合いにも思える情景を作り出している。クリークを船で渡る行軍、菜の花畑での銃撃戦、それから現地中国人との様々な交流。本書に登場する風景はそのほんの一面でしかないのだろうけど、兵士一人一人の性格によって紡がれる物語は、戦争、戦略、イデオロギーといった大きな枠で決め付けられたりはしない、生活者のドラマであることを示している。
その「精鋭」は、本土に復員して日常生活に戻ると、とたんにぎくしゃくしてしまう。生来の体質か、家族環境と生活苦に彼が適応できなかったのか、兵士体験が彼を変えてしまったのか、そのすべてが当てはまるのだろうが、しかしもっとも大きな問題は文学を志し、それがいつ芽が出るか分からない果てしない貧乏の道であったことだろう。だから、彼が自身で語るように激しい神経痛という業病や気質が、生活の奇妙さや苦しさの根本なのか、文学修行をしている割にはまともな暮らしをしている範疇なのかが、読者にはさっぱり分からないのだ。
だからそういう連続性があると、誰にも分かるはずの無い人生の結論が見えてしまうような錯覚が怖い。
神経痛の苦痛の中で、趣味の釣りに行って、心の潤うところ、世界との一体感を取り戻せるものがあったとか、老年近くになって結婚して犬(狆)を飼ったとか、一つ一つ読むとただの変なオジサンの話である。かといって業病や兵士体験と繋がった話として読むと、もっと奇妙な人の話だ。
かといって戦争ものというのは読んでも(たぶん)書いても歓びが湧くようなものではない、苦い漢方薬のようなもので、その代償には生活の中の甘露が必要なのかもしれない。しかし無数の死者の代弁者となった作者は、戦場におけるストイックさのための文体を手放せなかった。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する