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家族会議(講談社文芸文庫)
  • みんなの評価 5つ星のうち 3 1件

電子書籍

家族会議

著者 横光利一 (著)

東京の兜町で株式売買をする重住高之は、大阪の北浜の株のやり手仁礼文七の娘泰子に心惹かれている。だが、――文七はあくまで高之に熾烈な仕手戦をしかけて止まない。金の絡みと高揚する恋愛の最中、悲劇は連続して起こる。資本が人を動かし個人が脅かされる現代に人間の危機を見、「純粋小説論」を提唱実践した横光利一が、その人間崩壊を東と西の両家の息づまる対立を軸に描いた家庭小説の傑作。

家族会議

1,242 (税込)

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紙の本家族会議

2003/04/03 15:38

注がれた努力は買う。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:松井高志 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 横光利一が、「純文学にして通俗小説」という、自説にいわゆる「純粋小説」を自ら実践しようとした試み。昭和十年から十二年まで、「東京日日新聞」「大阪日日新聞」に連載された。登場人物のドラマと、動的な現代(当時の「現代」である)とを同時に作品に取り込もうとしたという意味で、アメリカの作家ジョン・ドス・パソスを連想させないこともない。近景に提出される主要登場人物の影の薄さ、人物間の関係の白々しさ、つまり関係そのものへの冷めた態度などがよく似ている。ドス・パソスは何人かの人物を平等に冷淡に描くことで、ある時代の都市や国というものを小説にパック保存しようとしたようにも見える(「マンハッタン乗換駅」中公世界の文学新集36、「USA」岩波文庫絶版参照)。
 横光利一のこの小説は、株取引の世界を背景にしていて、まぁ広義の経済小説といえなくもない。横光利一は、それまで小説が描こうとしていなかった、モダンな題材を、それにそれだけの価値があるかどうかはさておいても積極的に作品内に採用した。ネームプレート工場とかデパートとか飛行機とかリゾート地とか、昭和初期の日本の先端的なアイテム・雰囲気を取り込んだ。通俗性を狙っているだけあって、筋に多少色気がある。主人公と敵役が殴り合いを演じたりするし、主人公にとっての最大のライバルにして恋人の父親である人物が、最終局面で殺されたりもする。のだが、なんとなく、「そうした方がウケそうだからそうした」としか思えないフシがあり、話の展開としては全体にけっこう苦しい。
 主人公の株屋の青年は主に状況に振り回されて困っているだけで、あまり魅力的ではない。ただ、なぜか女にはもてる。が、少なくとも宝塚の男役のやるような主人公じゃない。彼が破産するところで読者がほとんど同情できないのはまずいと思う。彼を破産させる恋人の父親が、もっともふくらむ可能性のあるキャラなのだが、残念なことに全貌をあらわす前に殺されてしまった。というわけで、この話は一体どうなっちゃうんだ、という興味だけで最後まで持たせるという小説だった。ただし最後の十数ページで急速に描写が冴えてくる。このあたり、「春は馬車に乗って」を想起させる。このラスト近くだけで、全編読んできた価値はあったと思う。

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