サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

2018年年間ランキング【電子総合】(~12/31)

虹の彼方に(講談社文芸文庫)
  • みんなの評価 5つ星のうち 4 1件

電子書籍

虹の彼方に

著者 高橋源一郎

1973年夏、東京拘置所。『カール・マルクス』『ウルトラマン』等、夢見る囚人達と所長『ハンプティ・D』の間で演じられる可笑しくも悲痛な思想劇。『さようなら、ギャングたち』『ジョン・レノン対火星人』と並び著者の原点を示す秀作。

虹の彼方に

972 (税込)

虹の彼方に

ポイント :9pt / 紙の本より216おトク

始めの巻をカートに入れる

ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは

ほしい本に追加(値下がりすると通知がきます)

ご利用中のデバイスが対応しているかご確認ください

  • iOS
  • Android
  • Win
  • Mac

対応デバイスごとのコンテンツタイプやファイルサイズヘルプ

対応デバイス毎のコンテンツタイプやファイルサイズ

対応デバイス コンテンツタイプ ファイルサイズ 閲覧期限
iOS EPUB 4.0MB 無制限
Android EPUB 4.0MB 無制限
Win EPUB 4.0MB 無制限
Mac EPUB 4.0MB 無制限

読割50とは?

hontoネットストアおよび、丸善・ジュンク堂・文教堂の提携書店にて対象の紙書籍を購入すると、同一の電子書籍が紙書籍の購入から5年間、50%OFFで購入できるサービスです。
購入時点で電子書籍が未発売でも、紙書籍の購入時期にかかわらず、電子書籍の発売後5年間、50%OFFで購入できます。

または読割50のアイコンがついている商品が対象です。

一部、対象外の出版社・商品があります。商品ページでアイコンの有無をご確認ください。

  • ※ご利用には、honto会員登録が必要です。
  • ※書店店頭でのお買い物の際は、会計時にレジにてhontoカードをご提示ください。
  • ※hontoが提供するサービスで、販売価格の50%OFFを負担しています。

読割50について詳しく見る

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー1件

みんなの評価4.0

評価内訳

  • 星 5 (0件)
  • 星 4 (1件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本虹の彼方に

2010/04/17 09:50

けっこう楽しいポスト・モダン

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:analog純 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 割と気合いを入れて読み始めたんですがね。
 なぜ、気合いを入れたかというと、まず、高橋源一郎の小説だからですね。

 高橋源一郎の小説は、僕は「とても」とは言いませんが、結構好きです。
 新作をすぐに読むというほどではありませんが、文庫になってからとか、図書館でとか、古書店でとか含めますと、ほぼ小説はすべて読んでいるんじゃないかな(最新作除く)と思います。

 でもそれがなぜ気合いを入れた理由になるのかというと、ひょっとしたら読書報告をすることになるんじゃないかなと思いつつ読んだからですね。

 えー、分かる人は分かるって話になっていますがー。
 高橋源一郎の小説で、その読書報告をするとなると、これはやはりちょっとくらいは気合いを入れねばならんでしょう、ってことですね。
 でも、その甲斐はありませんでしたがー。

 しかし、いろんなことを考えることができました。
 この筆者はまじめに書いているんだなと言うことも、何となく、かつ遅まきながら、わかりました。(当たり前ですかね)

 当たり前といえば、これも当たり前なのかもしれませんが、この小説は思いの外にしっかりストーリーがあるのだなと言うことにも気がつきました。(前回読んだ時は、それがあまりわかりませんでした。)
 ちょっとその辺をとっかかりにして報告してみます。

 この小説は、「小説的自伝」だったんですね。なるほど、デビューして二作目といえば、そんなのを取り出してくるあたりかもしれませんよね。

 実は筆者を、ウィキペディアでちょっと調べてみたんですね。簡単な年譜が載っていました。で、なるほどと、かなり「納得」できたわけです。(でもそんな読み方を筆者が求めていたかどうかは、いえ、たぶん求めていなかったと思いますが。)

 キーワードを以下のように置くと、かなりストーリーが見えてきます。

   学生運動・逮捕・失語症・離婚・娘

 例えば、作品中に不必要なほど、しつこいばかりの「同語反復」が出てきますが、それに「失語症」のフィルターを掛けると、その意味が理解できます。
 それができると、この「同語反復」が言葉の意味を揺らせている効果について、抵抗なくおもしろがることができると思います。

 そんな小説です。なかなか、頑張ってしっかりと、筆者はお書きであります。
 それにこの作品が自伝だとすると、書くに当たってこれだけエピソードを集めてきたということについても、なるほど一生懸命、丁寧に書いているんだなー、という感想が生まれてきます。

 そして、どこか「切ない」小説になっていることについても。

 ただ、そんな読みやすそうな小説でばかりではありません。
 なぜなら、描写は絶えず「無意味」と紙一重のところで展開し続けていますから。

 この文体は(僕が思うに、ではありますが)、表現の小さい単位(「言葉の断片」)と大きな単位(全体の形)は、何となくわかる、あるいは感じることができて、しかし中くらいの大きさの単位(「文脈」でしょうかねー)は、ほぼ意味を形作らないものになっていると思いました。

 小さな単位の「言葉の断片」に、とても喚起力の強い表現が現れているとしても(これがこの作家の大きな魅力であります)、やはりこれだけ「文脈」を解体されてしまうと、感覚的には感じるところのある「言葉の断片」にも、再び疑問はおきます。

 これは、「悪ふざけ」なんじゃないのか、と。

 でも、そんなあたりになると、すっと「意味」が復活してきたりするんですねー。
 この辺の兼ね合いが、この小説の評価のポイントかもしれません。

 読了後、僕の心の中に何かが残っていることはわかります。さほど、悪い印象のないものです。少し切なくて、透明感のあるものです。
 なるほど、これなのかなとも思います。しかし、まだわからないなとも思います。

 高橋源一郎の小説はすべてこうであるとは思いませんが、こういった小説に取り組んでいる小説家は、日本ではたぶん、この方だけでありましょう。
 フロンティアはやはり敬われてしかるべきだと、僕は思います。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。