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黒髪 別れたる妻に送る手紙(講談社文芸文庫)
  • みんなの評価 5つ星のうち 4.5 1件

電子書籍

黒髪 別れたる妻に送る手紙

著者 著:近松秋江

京都の遊女に惹かれて尽し、年季明けには一緒になろうとの夢が、手酷く裏切られる顛末を冷静に書いた「黒髪」。家を出てしまった妻への恋情を連綿と綴る書簡体小説の「別れたる妻に送る手紙」と、日光までも妻の足跡を追い捜し回るその続篇「疑惑」。 明治9年、岡山に生まれ、男の情痴の世界を大胆に描いて、晩年は両眼ともに失明、昭和19年没した破滅型私小説作家の“栄光と哀しみ”。

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みんなのレビュー1件

みんなの評価4.5

評価内訳

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紙の本黒髪・別れたる妻に送る手紙

2001/09/27 12:56

「男の情痴の世界を大胆に描いて、晩年は両眼ともに失明〜」というのでドキドキして読み始めたが、俗な欲望がない男性のピュアさにコロリ参った。

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:中村びわ(JPIC読書アドバイザー) - この投稿者のレビュー一覧を見る

 全集まで出ている、近代日本文学にとってとても大切な作家らしいのだが、ほとんど知られていない。このシブい作家は、芥川賞作家・堀江敏幸さんのエッセイで知ったのである。

 男の情痴を書いた作家といえば、田山花袋が有名である。年若い姪との関係を赤裸々に描いて、そんなものは文学として認められない、若い女性の将来を考えれば何とする…と、文壇や社会の非難を受けたと聞いている。
 花袋ら自然主義作家たちが恥かしいことを書いたとしても尚、知識人としての矜持を持っていたというような記述が解説にある。近松秋江が彼らと一線を画していたということは、代表作3作を所収したこの作品集を読むとよく分かる。

 「どうだ、オレってこんなにバカなんだよ」というわざとらしさが、ここにはない。恥も外聞もかなぐり捨てて女性のあとを追いかけ回す破滅型の登場人物は作家の投影だという。
 「どうしてなの、どうしてなの。どうしてそんなにつれなくするの。こんなにぼくが惚れているのに…」という女々しさは、ロキシー・ミュージックのブライアン・フェリーを思い起こさせる。裏切りや敗北感だけが続く恋愛は、人を限りなくピュアにさせるのだ。

 惚れた遊女にぞんざいに扱われながらも「恋は盲目」で、年季が明けたら一緒になりたい一心。女を追いかけ回す様子が描かれたのが「黒髪」。誰がどう見ても脈のない恋である。よしときゃいいのに男はわらをもつかむという感じで、女の家に上げてもらったりすると多大なる期待に胸をふくらませたりする。自分は特別扱いなんだ…というような。
 京都という土地が、というより京都の空気がよく描かれているため、そこに浸れることがまた、この短篇の魅力かもしれない。

 「別れたる妻に送る手紙」では、痴愚ぶりが一層ヒートアップする感じだ。
 せっせと小説を書くことができないから食うに困り、愛想をつかして女房が出ていったという設定なのだが、その妻に宛てて手紙を書く。出す当てはない手紙だからいいのだろうけれど、「長く男一人でいれば、おんなも欲しくなるから、矢張し遊びにも行った」と始め、つらつらと遊女のことなど書いている。
 指が可愛い、名が可愛いはいいが、「痙攣が驚くばかりに何時までも続いていた。私はその時は、本当に嬉しくって、腹の中で笑い笑いじっとして、先方に自分の全身を任していた」とまで書くのだから面白い。

 しかし、さらりとした表現ゆえいやらしさが全く感じられない。救いようがない病気みたいなもの——作家本人がもっていたそれを友人の作家・正宗白鳥にも指摘されていたようである。体面とか社会的地位とか見栄とか世間体とか、そういう俗的な欲望をぶっちぎった人の有り様が、読者に忘れられていたものの存在を呼び起こさせる。

 「別れたる〜」の続篇に当たる「疑惑」では、日光に行ったらしいという妻の足跡を追って、旅館で宿帳を見せてほしいと捜して歩く。書生との連名を見つけ、あれこれ嫉妬する。 
 犬糞的とも称された恋情が私には羨ましい。

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