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日中戦争 殲滅戦から消耗戦へ(講談社現代新書)
  • みんなの評価 5つ星のうち 4.6 4件

電子書籍

日中戦争 殲滅戦から消耗戦へ

著者 小林英夫

近代日本にとって最大最悪の戦争だった日中戦争。軍事力で圧倒する日本が弱敵・中国に惨敗したのはなぜだったのか? 両国の戦略の違い、その根底にある国民性の違いまで分析し、これからの日中関係を見通す決定版! 新史料『検閲月報』から、両国民の封印された「肉声」の数々も紹介。

日中戦争 殲滅戦から消耗戦へ

702 (税込)

日中戦争 殲滅戦から消耗戦へ

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みんなのレビュー4件

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評価内訳

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紙の本日中戦争 殲滅戦から消耗戦へ

2007/08/14 16:16

日中戦争を「殲滅戦」と「消耗戦」という卓抜な視点から解明

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ブルース - この投稿者のレビュー一覧を見る

今年2007年は、日中戦争(1937年-1945年)が始まってから七十年目の年にあたり、様々な関連図書が刊行されている。本書も、その中の一冊であるが、二つの大きな柱を立てて論じていることに特色がある。その一つは、この八年に渡る戦争を、「殲滅戦」と「消耗戦」という観点から考察していることである。

殲滅戦とは、集中的かつ迅速に兵力を展開して敵を捕捉・殲滅させ、短期間に戦争を有利に終結させる戦いのやり方である。これは、日本軍の伝統とも言うべきものであり、日清・日露戦争を始めとして、満州事変でも一貫してこの戦法で勝利を得ている。
一方の消耗戦とは、敵国に長期戦を強いて、その国力を疲弊させ、その間に外交を国際的に展開し、諸外国から有形無形の援助を引き出し、やがては敵国を屈服させるというものである。日本が中国を侵略した際、中国国民党を率いる蒋介石はいち早くこの戦略を採用し、当初の首都の南京を奥地の重慶に移してまでも日本軍に徹底抗戦し、最終的には日本軍に勝利したことは周知の通りである。蒋介石は、若き日に日本に留学し、日本軍にも入隊した経験があり、その時の体験から、日本は短期決戦には強いが長期戦ともなると国力が続かないという短所を有することを認識したというが、これは中々優れた洞察力であるように思われる。

続けて、著者は両国の戦い方について、視点を変えて「ハードパワー」と「ソフトパワー」という対比をしている。ハードパワーは、軍事力・産業力などを指し、ソフトパワーは文化・外交力を指す。日中戦争の初期には、日本のハードパワーが中国を圧倒するかに見えたが、日本の予想を超えて長期消耗戦の程を有するようになると、中国のソフトパワー、主に優れた外交力が国際世論を動かし、日本に不利な状況を形成してやがては日本を降伏に導く大きな要因となったという。
こうしたことは、戦後に日本が苦い教訓として真摯に学ぶべきことであったが、ソフトパワーとして外交力をその後も磨くことをせずに、最近とみに国力をつけて成熟した外交を展開している中国に、大きく溝を開けられつつあることを著者は指摘している。

本書のもう一つの柱は、戦後中国で発見された「検閲月報」を史料として用いて、日中戦争時の両国の民衆の声を多角的に紹介していることである。
検閲月報とは、戦時下の中国国内や日本から送られた軍事郵便物や普通郵便を憲兵隊が検閲し、軍事機密にふれたものや厭戦気分が窺われるものを没収したり部分削除したものをピックアップして、月報に載せたものである。機密資料なので、敗戦時に焼却されるべきところを時間がなく地下に埋められて長い間忘れ去られていたが、戦後中国で工事中に偶然発見されたという。ここからは、当時の日中両国民の忌憚のない意見が窺われ、第一級の史料となっている。おそらく、一般向けの書物では初めて紹介されると思われるが、著者はこのような手紙に書かれた率直な意見が日本の民衆に届かなかったことが、日中戦争の実相を覆い隠すことに繋がったとしている。

本書は、このように二つの柱を設けて日中戦争を論じている。一つは、大局からこの戦争を論じ、もう一つはこの戦争下の民衆の偽りのない声を紹介し、地に付いた論じ方もしている。その為に、関連書の中でも、本書は日中戦争という長期間に渡る戦争の実相を簡潔ながらも確実に指し示すことに成功している。

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紙の本日中戦争 殲滅戦から消耗戦へ

2007/11/22 19:05

繰り返す過ち

9人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:良泉 - この投稿者のレビュー一覧を見る

日本はなぜ、あのような無謀な戦争をしたのか。
狭い国土で保有資源も無い。明らかに基礎的体力の無い小国が、なぜ開戦に踏み切ったのか。何度も撤退する機会があったのに、なぜ破滅に至るまで突き進んだのか。敗戦の決断をずるずる先延ばししたせいで、どれだけ多くの命を無駄に失ったのか。
軍事力から見れば明らかに不利であったはずの中国が勝利し、日本は大きな過ちを犯したまま敗北した。この謎を日中両国の戦略を比較する視点から解き明かしてくれる。
著者は、日中両国の戦略を、「殲滅戦と消耗戦」の対比と見る。
日本が実践したのが、短期的な決戦をめざす殲滅戦略による戦争であり、中国が実践したのが、長期的な持久戦をめざす消耗戦略による戦争であった。
日本は、軍事力や産業力などのハードパワーのみに依拠する戦略をとり、対する中国は政治力や外交力、さらには国家の文化的な魅力を含むソフトパワーを原動力とした。
日本がどんどん国際的に孤立していき、それでも何ら取り繕うこともしようとせず、強引な力による侵略を続けた。過去の苦い歴史の不可思議な思考回路が解きほぐされる。
敗戦により大きな転機を得た日本は、過去の過ちを徹底的に解明し、貴重な教訓とすべきであった。
しかし、日本はそれをしなかった。
現代の日本は、悲しいことに大きな犠牲を代償にして得られた貴重な教訓を、何ら生かしていない。
日本はまた同じ失敗を繰り返そうとしている。
いたずらに他国の脅威を喧伝し、軍備の増強を唱える人たちがいる。米国の一国主義に無節操に追随し、集団的自衛権の行使さえ可能にしようと画策する。
日本がやっとの思いで獲得した憲法第9条さえ、邪魔者にしようとする。
その姿は、軍事力に依存しハードパワーで外交を押し切ろうとする過去の日本とそっくりである。
ソフトパワーに依拠した対外協調路線をとるべきとの声を高めていく必要がある。

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紙の本日中戦争 殲滅戦から消耗戦へ

2010/01/09 21:59

内向きの論理による外交

7人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:king - この投稿者のレビュー一覧を見る

岩波新書の「日本近現代史」シリーズでは、満州事変を扱った五巻と太平洋戦争を扱う六巻の間で、ちょうど日中戦争の経緯が抜け落ちてしまっているので、この本で欠落を埋めることにした。

本書の大筋は、日中戦争で、軍事力では圧倒していた日本がなぜ中国に負けたのかの原因を、殲滅戦と消耗戦、ハードパワーとソフトパワーという二つの対立軸によって捉えてみる、ということだ。

日本軍は日清戦争、日露戦争と短期間での軍事力集中による一転突破型の戦争を戦ってきた、と著者は指摘する。これが殲滅戦だ。そして、そうした殲滅戦を、国内の産業や兵力といったハードパワーが支えていた。

開戦当時の状況を見れば、日本は内戦状態にあった中国に対して、ハードパワーに関してははるかに上回っていた。そのことは蒋介石も十分に承知していたようで、直接的な軍事力などで勝ちを見込めない状況を見据えて、政治、外交、宣伝といったソフトパワーを活用しつつ、日本軍を消耗戦に引きずり込んだ。そのうち、日本軍の疲弊、南京事件などの暴虐が国際社会に知られるようになり、日本は孤立していく。

一気呵成の殲滅戦を得手としていた日本は、外交の重要性を認識することが出来ず、メディアを利用しようとしても国内的にしか通用しないような稚拙なプロパガンダにしかならず、国際社会からの理解を得られることがなかった。

基本的にはこのような形で、日中戦争の総括となっている。二つの軸を使った図式化が上手く行きすぎていて本当か? と思わないでもないが、この分かりやすさは初学者にはとっかかりが得られるので良いことだと思う。

しかし、この本を読んでいると、日中戦争のことなのに、まったくいまの日本について分析しているような共通性を感じることが多い。この本での重要な点のひとつは、日本は昔から外交軽視で、内向きの論理でしか動いていない、という指摘にある。

「戦時下にメディアを利用しようとしたのは、なにも日本だけではなく、どの国の指導者でも考えることである。ただ、その利用のしかたが、自国の弱さを逆手にとった中国のしたたかさとは比べようもないほど、日本は稚拙で、独善的であった。もしも日本の戦争指導者が本気でジャーナリズムを戦争に利用するのであれば、全世界の人々が共感しうる普遍的な表現で、中国人がいかに暴虐で、日本の正当な権益がいかに侵されているか、この戦争がいかに日本にとって大義名分があるものかについて国際的理解を得られるよう、各メディアに発信させるべきだった のではないか。もっとも、彼ら自身が本当にそう思っていたか否かは別の話だが。
 みずからも国際社会の一員であり、そこに向かってみずからの行動を説明すべきだという意識の欠如にこそ、日本のソフトパワーの弱さが表れているように思えてならない」

内向きの論理と、国際社会での常識との齟齬を認識できていない。国際社会を説得するのに必要な客観的な自己認識が決定的に欠如している。

著者は日中戦争時もまた現在も変わっていない日本の大きな問題のひとつとしてこの外交の弱さおよびソフトパワーの軽視が、この本を書くきっかけでもあったと書いている。外交、宣伝といった情報戦略には、客観的な自己認識が必須だろう。それなしでは交渉などのコミュニケーション行為は成立しない。

というわけで、日中戦争の歴史的経緯だけではなく彼我の文化的性格の違いにまで踏み込んで、明快に日中戦争を分析している本だ。図式化の弊害はあるのだろうけれど、面白い。

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電子書籍日中戦争 殲滅戦から消耗戦へ

2017/07/30 22:44

詳しくて良い。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:tomcat - この投稿者のレビュー一覧を見る

南京虐殺を否定してない本です。でも朝香宮が捕虜の殺害を指示した記述がないので残念でした。

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