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自殺するには向かない季節
永瀬はある朝、同じクラスの生徒、雨宮翼が列車に飛び込む瞬間を目撃してしまう。なぜ死を選ぶのかその理由を考えるが答えは出ない。そんな永瀬は友人の深井からあるカプセルを渡される。それはとても小さなタイムマシンなのだという。半信半疑ながらその日の夜にカプセルを飲んだ永瀬が目覚めると、二週間以上も過去に戻っていた! そして永瀬は、雨宮と雨の屋上で出会うのだが――青春を鮮烈な筆致で描く<大賞>受賞作が登場!
自殺するには向かない季節
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電子書籍自殺するには向かない季節
2017/05/03 19:58
自殺をテーマとしたタイムリープ+青春小説
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投稿者:nawade - この投稿者のレビュー一覧を見る
第6回講談社ラノベ文庫新人賞大賞受賞作。
目の前で自殺された主人公がタイムリープして、自殺幇助する自殺をテーマとしたタイムリープ+青春小説。
タイトルとテーマから敷居が高い小説と思うかもしれないが、重い雰囲気を醸し出しているわけでもなく、思春期特有の青臭さが鼻につくこともなく、読みやすく仕上がっている。
キャラ造形にリアリティーがあり、共感しやすい。
昨今のラノベでは短い文量だが過不足なく奇麗にまとまっている。
ただ、方向性が違うのでタイトルから期待するインパクト感は少ない。
日比野怖ぇ~。