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宗教VS.国家 フランス<政教分離>と市民の誕生(講談社現代新書)
  • みんなの評価 5つ星のうち 4 1件

電子書籍

宗教VS.国家 フランス<政教分離>と市民の誕生

著者 工藤 庸子

共和国はなぜ十字架を排除したのか? 権力をめぐって対峙するカトリック教会と<共和派>の狭間で、一般市民は、聖職者は、女性たちは何を考え、どう行動したか。『レ・ミゼラブル』などの小説や歴史学文献を読み解きながら、市民社会の成熟してゆくさまを目に見える風景として描き出す。

宗教VS.国家 フランス<政教分離>と市民の誕生

648 (税込)

宗教VS.国家 フランス<政教分離>と市民の誕生

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評価内訳

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政教分離が近代国家の要件かどうかを考えるために。

9人中、9人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:越知 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 政教分離が近代国家の要件であるがごとき言説に出会うことがある。しかしこれは誤りだ。先進国の中で政教分離が徹底しているのは、日本を別にすればフランスだけである。米国では大統領が選挙で選ばれると聖書に手をおいて宣誓を行うし、英国では国教会の聖職者が上院に一定の議席を持っているし、ドイツでは公立学校にも宗教の時間が設けられている。つまり、欧米先進国の中で政教分離が厳密に実施されているのはフランスだけなのだ。
 本書は、そのフランスで政教分離がどのように実現していったのかをフランス文学者が論じたものである。文学研究家らしくユゴーなどの小説からの引用がふんだんになされており、その分素人にも読みやすい本になっている。フィクションであるはずの小説から現実を推しはかっていいのかという危惧を抱く方もおられようが、実はフランスの社会小説はかなり現実を忠実かつ綿密になぞっているので、その点の心配は無用であるし、むしろ政治家や法学者などの専門家ばかりではなく、一般のフランス市民がこの問題をどのように見ていたかが分かるので、説得力が増していると言っていい。
 話はユゴーの有名な長篇小説『レ・ミゼラブル』から始まる。出獄したばかりのジャン・ヴァルジャンに一夜の宿を提供したミリエル司教の話は、全訳を通読したことのない人でも知っているだろう。ところで、フランス大革命とナポレオンの登場を経た時代を舞台とするこの小説で、ミリエルを司教に任命したのは誰だろうか? 普通に考えればローマの教皇か、でなければフランス国内の高位聖職者であるはずだ。ところがこの小説ではナポレオンその人が彼を司教にしたという設定になっている。政治家が聖職者を任命していいのだろか? 実は革命後のフランスでは、聖職者の任命権はローマ教会から政治家の手に移っているのである。そして聖職者の給料も国が払っている。つまり、革命は宗教を否定しておらず、むしろその有用性を評価し、聖職者の任命権をローマから奪ってフランス市民社会の中に取り込もうとしたと言える。
 その後、様々な事情や政策がからんで「近代的」な政教分離が完成して行くのだが、それが実現したのは意外に遅く、19世紀も末になってからである。その過程については本書を読んでいただくこととして、もう一つ内容的に面白いところを紹介しよう。社会生活における男女の別である。フランスで女性に選挙権が与えられたのは1944年で日本とほとんど変わらない。1918年のドイツ、1920年の米国、1928年の英国と比較して露骨に遅いわけだが、宗教への関わり方が男女で異なっていたことがその背景になっているというのだ。すなわちカトリックの修道会は子供の教育や老人・病人の看護などで大きな役割を担っていたが、そこで活動しているのは大部分が女性であり、また信仰活動に関与するのも主として女性であった。このことは、政治などの公的な活動へ関与するのが主として男性である現実と相まって男女の役割分担を鮮明にした。そのため、選挙という公的な活動に与るのは男性だけという観念ができあがったのだという。なお、本書の著者は女性だが、浅薄な社会学者に見られるような糾弾的な記述はしていない。努めて客観的に、当時の人間の観念を忠実に叙述しようとしていて、この点でも好感が持てる。
 さて、これでフランスにおける政教分離の成立過程と理念と現実は分かった。日本がそれを模倣するかどうかは、あくまで日本人が自分で考えればよいことである。

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