西太后秘録
官僚の家に生まれ、一家を支えた慈禧(じき)。16歳で清朝第9代皇帝の咸豊帝の側室となり、やがて幼い息子が帝位を継ぐと、後見として政治家の頭角を現していく。しかし、息子は若くして病のために崩御してしまう。慈禧は、光緒帝となったその息子の後見として返り咲き、宮廷内の政治に手腕を発揮するが、やがて日清戦争での致命的な敗北が襲う!誰もなしえなかった長期的な統治の秘密を、膨大な記録をもとに明らかにする!
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2018/05/26 11:00
破壊者としての西太后
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ニッキー - この投稿者のレビュー一覧を見る
西太后は古い中国あるいは新帝国の破壊者とも言えるでしょう。そういう意味で、近代中国の創始者なのでしょう。清帝国最後の権力闘争も興味深いです。
2018/05/26 10:58
真実の西太后
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ニッキー - この投稿者のレビュー一覧を見る
西太后は中国三大悪女の一人だと言われます。もちろん、彼女には、大きな問題もあったでしょう。しかし、悪女というレッテルが一人歩きして、あることないこと、とくに悪女が倍増して語られます。本書は、等身大の西太后が分かる一冊です。上巻では、その生い立ちや球体に入るいきさつが分かり面白いです。