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Don't touch me
製薬会社でオゾン消臭剤の研究をしている連は、同僚の代理で無理矢理合コンに参加させられる。潔癖症ぎみなせいもあり、悪酔いしたところを、やはり代理で合コンに参加していた長谷川に介抱される。翌朝、長谷川宅で目覚めた連は気まずさを覚えるが、彼の笑顔も家も居心地がよくて、思いがけず楽しい時間を過ごす。そして数時間後、仕事相手として長谷川と再会するけれど――? 大人たちのイノセント・ロマンス。
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2016/07/24 20:42
初読み作家さんでした。
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かすみ草 - この投稿者のレビュー一覧を見る
お名前はよく聞く作家さんだったのですが、イラストが大好きな高久先生だったのをきっかけに購入しました。
連の、美人なのに毒舌なとこがおもしろい。先輩とのやりとりに笑えました。素敵な先輩です。
自分の仕事を否定することは今までの自分の生き方を否定すること。そんな思いで仕事に向かう長谷川くん。良いな~
一穂先生の作品は初読みでしたが、これを機に他の作品にも手を出したくなる…そんな気持ちで読了しました。
2022/04/18 06:29
どちらが何に触れて欲しくないのか
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり
レビュータイトルとおり、
「どちらが何に触れて欲しくないのか」が底に潜んでいるような作品
出会い合コン(もちろん男女)からのBL展開
どちらも元カノはいたわけで・・・
落ち着いて考えると
その二人がなので「どうして?」みたいなところはないわけではないのですが
あまり違和感なかったかなぁ
(そう思わせるのだから描き方がうまいのかと)
「給食食べたり、二人組になって馬跳びしたりしよう」と言う
長谷川さんの言葉に連同様に胸が打たれる。
長谷川さんが自分の仕事に対する他人の評価に
「褒められる筋合いも、けなされるいわれもない」と言うところもぐっときます。
というか長谷川さんの言葉色々ぐっとくるのですけどね。
連の潔癖症な線引きも面白いです。
完全でないあたりが・・・
(いや実際側にいたら大変だなぁって思いながら)
そして、取り繕えない不器用さもなかなかなもので。
それでも元カノも数人いるあたりとかは好感もてたりするのですけれど
後矍鑠独裁者祖父の存在とか(笑)
作者さんの描く女性はいつもいいなぁって思うのですけど
今回の妙子さんもいいですねぇ
夫との取り決めとかリアルだなぁとか。
相変わらず女性の登場人物が良いです。
とりあえず、一瞬でも蓮の相手にはなれないなぁって
しみじみ思ったりした作品です
(いや、なりたいとはちらとも思わないけど)
☆3.5評価の4です。
電子書籍Don't touch me
2021/08/29 12:33
カギ
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にゃお - この投稿者のレビュー一覧を見る
カギのトラウマ克服っていうのがすごいしっくりきました。
園田さんのお爺さんこれからも見合い持ってきたりしないのかな?
男とってカミングアウトすることはあるのか先が気になります。
電子書籍Don't touch me
2019/02/21 17:52
表紙買い
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:チクワ - この投稿者のレビュー一覧を見る
BL作品を買い出して日が浅い頃に表紙買いした一穂先生の最初の作品です。
文章の流れや会話のテンポが心地よく、どんどん読み進めていました。
表題は潔癖症の連だけでなく、どちらかといえば自分の心の中に踏み込んでほしくない長谷川のことだったのでしょうね。
電子書籍Don't touch me
2017/06/27 12:51
なんで恋になったの?
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:tix - この投稿者のレビュー一覧を見る
偶然知り合った同性が、大変感じの良い人だった場合
相手に好感を持って、友人になりたいと望むのはわかりますが、
その人と恋愛したい、独占したいなんて思うものでしょうか?
BLなので、ノンケ同士が恋愛するという
普通じゃありえない展開になるわけですが、
恋に落ちるなら、それなりの説得力は欲しい。
恋に至る根拠も説得力も、ついでに言えば葛藤も皆無。