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鋼鉄の白兎騎士団(ファミ通文庫)
  • みんなの評価 5つ星のうち 4 16件

電子書籍

鋼鉄の白兎騎士団 完結

著者 著者:舞阪 洸,イラスト:伊藤 ベン

いまだ神々の居た残滓が残る世界エスペリテ・ウモルの一角バスティア大陸。そこには、うら若き清純な乙女だけで構成されるという騎士団、人呼んで「鋼鉄(はがね)の白兎騎士団(しろうさぎ)」がその名を轟かせていた。強く、そしてなによりも美しく――今、亡き母への誓いを胸に少女ガブリエラが入団試験に挑む! ……のだが試験種目は駆けっこに宝探し!? アノ手コノ手なんでもあり! 女の子だらけくんづほぐれつの試験の行方は――? 舞阪洸が贈る美麗(プリ)☆絢爛(キラ)最強乙女戦記、満を持して遂に登場!!

鋼鉄の白兎騎士団I

626 (税込)

鋼鉄の白兎騎士団I

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みんなのレビュー16件

みんなの評価4.0

評価内訳

紙の本鋼鉄の白兎騎士団 1

2008/11/19 21:32

表紙で躊躇すると損をする素晴らしい内容

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:DSK - この投稿者のレビュー一覧を見る

実は表紙やカラーイラストなど、挿絵の強烈なコテコテ感というか萌え絵感というか、どうにも行ってはいけない世界のような気がして手が出せなかった。いや、すんごい鎧兜だなと。ウサ耳って・・・上半身完全武装なのに下は何も無しって・・・いかん、ココに行ってはいかんと思っていた。しかし、あの女神さまの漫画も同様の逡巡の末に結局全部買ってしまったが、本作も同じ経緯を辿っている。挿絵に反して内容が硬派だからである。選ばれたエリート騎士団、重なり合う思惑、駆け巡る戦略と戦術、撃ち合う剣。上質の戦記ファンタジーである。ただし登場人物が全て美少女であり男が皆無である。当然ながら色恋沙汰も皆無である。それでいて面白い。大変面白い。ワクワクして一気に読了した。硬派な男の世界に女のかしましさが上手に混じり合っている。これが面白い。エリート集団なので、いわゆるおバカキャラ、ユルいキャラはいない。本巻では主人公【ガブリエラ】とその仲間達が入隊する試験が描かれている。じっくり描かれている。試験にパスするための総合的な力量が問われ、それを克服していく様が多岐に渡って面白く、時に可笑しく描かれている。面白い。何度も言うが面白い。さらに冒頭ではやや未来の話が綴られており、実は本編が過去の回想という位置付けになっている。ここではガブリエラ達がいきなりのピンチに見舞われている。回想たる本編がいずれこのピンチの場面に追いつくのだろうが、そこに至るまでにどんな物語が展開されるのかが今後楽しみで仕方がない。

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紙の本鋼鉄の白兎騎士団 9

2009/08/02 22:55

本格的な大規模戦闘も意外な展開に

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:DSK - この投稿者のレビュー一覧を見る

最強、あるいは最凶のコンビが表紙である。何しろ一番隊と二番隊(後の二番隊と五番隊)の隊長様である。特定な属性持ちの御仁ならば「あぁ……ぶ、ぶって……ぶってくださいいいぃぃっ!」と懇願の叫びをあげそうな2人である。ということでアルゴラ&ヨーコが遊撃小隊、特にガブリエラとどのように絡むかの期待が膨らむ第9巻だが、途中からヨーコが別行動となり、アルゴラも(一部例外はあるものの)意外にも指揮官として真っ当な言動を見せるため、むしろ大規模な作戦行動の方が目立った内容だった(もっとも、戦いの主戦を張った訳ではないが)。完全武装な重装鎧姿という戦乙女っぷりが凛々しい。『ガブリエラ戦役』への布石というか予兆をひしひしと感じるのだが、これまで遊撃小隊とこれに関わった一部の人々くらいしか知り得なかったガブリエラの奇想奇天烈な知恵と作戦が番隊の猛者達に知れ渡っていく過程が面白かった。逆にアルゴラの行動パターンにも負けないところがあって、これに驚くガブリエラと平然としている一番隊の面々との違いも面白い。こうしたやり取りを経て上官の心意気を学ぶガブリエラだが、同時にアルゴラやヨーコも、戦術だけでなく政治や外交にまで広く策略を巡らせるガブリエラの知恵巧者振りを知るに至る。今回の顛末を最後に知るレフレンシアも、改めてガブリエラの能力を今後の展望にどう組み込むかの思いを馳せていく流れに、いよいよ機が熟していく、その前兆を感じる展開である。残るはドゥイエンヌの離脱(前巻にその伏線アリ)と番隊の再編成くらいで『ガブリエラ戦役』への設定的条件は揃うので、次巻でこの辺りのエピソードが綴られるものと思われる。ますます楽しくなってきたシリーズである。余談だが、P.301の挿絵で見られるヨーコ満面の笑みが異常に可愛くて、そのギャップに少し萌える。レオノーラも何気に“自然士”として活躍している。

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紙の本鋼鉄の白兎騎士団 7

2009/03/13 18:57

国の政治が動き始めて新たな展開の到来を予感させる

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:DSK - この投稿者のレビュー一覧を見る

表紙はマルチとレオッチェの従者2人。案外珍しい組み合わせだったりするが本編とは関係無い。ようやくレオッチェが活躍かと期待したが違った。まずは巻頭カラーイラスト。ウサ耳の喪服まであるのね……あと今回も露天風呂に入ってるみたいだけど何かヘンなことになっている(その訳は本編中盤で解る)。前半はジアンの葬儀である。もちろんジアンは死んでいない(ガブリエラ戦役で特務分隊長を務めている)ので、これは政治的な駆け引きである。発案はもちろんガブリエラなのだが、作中でレフレンシアが指摘するように、今までの戦術的な観点から戦略的な発想へと移行しているのは、ガブリエラの能力というより彼女(達)の置かれた場所が騎士団外、それも他国ということに起因しているのであろう。ガブリエラは何時でも何処でも、与えられた命題に対して「どれだけ自分達を優位に出来るか」という意味で同じスタンスなのだと思う。後半では久し振りの男キャラとしてドゥイエンヌさんの兄上が登場、いきなりのシスコン振りを発揮するが、さすがに181頁の挿絵はアウトだろう。いくらなんでも妹のお尻に指を食い込ませてはいけないヨ。そんなおバカな兄上と共に思わぬ珍道中をすることになるのだが、この兄上が全裸で全力疾走したり妹の裸体に感嘆したりと独りで掻き回す様が面白過ぎる。ただ、この兄上に負けないくらい情勢も掻き回され、事態が混沌としながら好ましくない方向へ傾いていくことが綴られ、大きなピンチに見舞われる演出がなされている。次巻では今までとは異なる大きな動きがあるのではなかろうか。そろそろドゥイエンヌさんが里帰りすることになるエピソードが始まるかもしれない。

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紙の本鋼鉄の白兎騎士団 5

2008/11/23 21:16

狐と狸と熊と栗鼠と獅子と土竜の化かし合い

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:DSK - この投稿者のレビュー一覧を見る

前巻から続く王子様救出編の完結。ガブリエラ、ドゥイエンヌに続いてソロで表紙を飾ったジアン・ジャン。最初は誰か判らなかったよ。こんなに可愛かったっけ?ちょっとびっくり。立派なウサ耳兜だし。将来的に出世したらこんな鎧兜になるのかな・・・などと表紙だけでいろいろ想像できる楽しさもこのシリーズの魅力である。本編ではさらに登場人物が増えて結構大変な状態。それでも今まで名前だけだった人やチラッと出ただけの人が本格的に動き始めたのは新しい楽しさになっている。まず序盤の作戦会議からして強烈に可笑しい。抱腹絶倒である。そしてこの会議での決定事項が本巻のシナリオになる。あとアルゴラの戦闘狂振りも可笑しくて仕方ない。しかも本人に自覚無し。さらにシゥビィーニュとウマが合うオマケ付き。やはりちょっと壊れた者同士で通じ合う何かがあるのだろう(片方は人外だが)。今回はガブリエラとタメを張れる強者策士が現れたが、その驚異に胸踊らせ次策を考える姿に共感を覚える。自分と同程度のライバルと認識して初めて正々堂々全力でやろうと心踊るものである。いろいろと情報が錯綜し、様々な人が様々な所へ移動を重ねており、やや複雑ながらもクライマックスへ向けて盛り上がっていくが、結末そのものは少々あっさり感の漂うものだった。敵方が出払っているとはいえ余りに手薄で無防備に過ぎるように思ったが、まぁここまでが面白かったので良しとする。最後の最後で起きた急展開がガブリエラ達の今後にどういった影響を与えるか、一抹の寂しさと同時に期待が膨らむ。

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紙の本鋼鉄の白兎騎士団 2

2008/11/19 21:37

美麗☆絢爛最強乙女戦記

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:DSK - この投稿者のレビュー一覧を見る

レビュータイトルに冠したキャッチコピーは伊達では無い。戦乙女達の戦う様をこうも朗らかかつゆとりある雰囲気で綴った作品は稀有な存在である。本巻は主人公【ガブリエラ】とその仲間達随一の美人【ドゥイエンヌ】さんのターン。容姿だけでなく貴族としての格式も随一、おまけに押しの強い性格も随一である。入団草々の新米達に畑違いの部署を研修させる前半のくだりが巧みである。自分の長所短所を自覚させながら裏方の重要性と苦労も理解させる、ある意味現実での社員研修にも活かせそうなエピソードと言えよう。ここでのガブリエラのドジっ娘振りが微笑ましい。そして、いよいよ正式な配置に就いてすぐに騒動が持ち上がる。これを新米のみで編成された通称『雛小隊』(隊長はもちろんドゥイエンヌさん)が抜擢され活躍していく訳だが、この時に白兎騎士団の闇の部分というか陰に潜む陰謀が垣間見えてくる流れが良かった。どんな組織も相応に大きくなると一枚岩では無い場合があるという現実的な展開である。この陰謀の主犯格を特定するガブリエラの推理が次巻の大きな流れになっていくのだが、ガブリエラの卓抜した洞察力や、そこから導き出される論理的な推測がハマリ過ぎ。そして無自覚天然系の腹黒さがまた本巻でも漂っており、それを少々引きながら感服する仲間達とのやりとりが面白い。なお、エピローグでは【ガブリエラ戦記】の様子が描かれるが、この時のドゥイエンヌさんが抱腹絶叫級に可笑しい。それを他のメンバーの会話で知らしめる演出が本シリーズらしさに溢れていて秀逸である。

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紙の本鋼鉄の白兎騎士団 4

2007/05/25 00:33

大いなる物乞いの旅

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:カズ - この投稿者のレビュー一覧を見る

全巻を読んでる人は、分かりやすいと思うが、雛小隊に所属するガブリエナの機転により、反乱は未然に防げたものの、そのために、騎士団の運営がピンチとなって、騎士団のOBにたかりに行くのだが、出来れば、たかるシーンも、面白く書いてほしかったように思う、外伝的な、短編集みたいなのでもいいから是非書いてほしいと思う。

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紙の本鋼鉄の白兎騎士団 10

2010/04/30 18:19

表紙の2人を脇に追いやる策士の暗躍と謀られる次期団長

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:DSK - この投稿者のレビュー一覧を見る

クシューシカはともかくマクトゥシュまで表紙を飾るとは思わなかったな。確かに本巻で一番の活躍(?)はしてるけど、せっかくなら初めてご尊顔を拝したアナとの「次期団長“暫定”候補」のツーショットの方が……もしくは、煌びやかな「専用装束」に身を包んだガブリエラが妥当とは思うが、これはおそらくシリーズの“本当の”最終巻でのお楽しみなのであろう、と期待しておく第1部の完結である。新シリーズとしてタイトルまで変わるそうなので、その必要はあるのかな?と思いつつ、第2部で描かれるであろう『ガブリエラ戦役』を心待ちにしたい。

さて、過去回想の最終楽章たる本巻で何が描かれたのか。それは言うまでもなくガブリエラの最終的な地位への就任、その仕掛けでありレフレンシアの企みそのものである。全編に渡って一面レフレンシア、と言えるほどの主役振りで深慮遠謀なるマジックが周到に展開され、策士ガブリエラさえも巻き込まれ、なし崩し的に祭り上げられていく過程が詳細かつ痛快に描かれている。この因果応報としてドゥイエンヌとの立ち位置も変わらざるを得ないのが少し切ないが、「敵を欺くにはまず味方から」をガブリエラばりに実践していくレフレンシアの「悪巧み」に騒然となる騎士団にあって、その唐突感と違和感に戸惑いつつ流されていく幹部達、その真意を計り切れないアスカ、計り切れないまでも何かを掴みかけるガブリエラという各人の思惑が重層的に描かれる多面的な面白さもあった。ホントこのシリーズは面白い。第1部とはいえ完結のため「えー、これで終わっちゃうのー」という名残惜しさがひとしおである。セカンドシーズンの始まりが実に待ち遠しい。

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紙の本鋼鉄の白兎騎士団 8

2009/05/04 22:29

『ドゥイエンヌ(兄)のお供』編が大掛かりな計略で完結

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:DSK - この投稿者のレビュー一覧を見る

表紙はディレイ&ウェルネシア。これで遊撃小隊の全員が表紙を飾った。しかし今回も絢爛な兎耳鎧兜である。しかもオーダーメイドなのかウェルの鎧は胸回りの意匠に違いがある(巨乳仕様?)。今回も表紙で楽しめる第8巻だが、本編は前巻からの続きで露天風呂からの脱出に始まり、窮地に陥ったコリントゥスを救済する過程でちゃっかり白兎騎士団の領地を増やしてしまう、危うくもオイシイ話である。しかも、ただ領地化するだけでなく、今回の作戦上、極めて効果的かつ重要な拠点として機能している。今回もガブリエラの奇策が、これまた実に「らしい」展開で奏功したということで、手に入れたものを恒久的に維持させることの難しさを示しながら、徳のある人物が窮地に立たされた際には、日頃の人徳が我が身を助けてくれることをも示唆する含蓄ある物語でもあった。ただ作戦自体はなかなか始まらず(P.270くらいから)、それまでは作戦会議や作戦実行のための下準備、遊撃小隊以外の動きなどに頁が費やされ、シリアスになりそうなところをメンバーの明るくかしましいやり取りや余談を交えて面白可笑しく進むのだが、現状分析や状況の整理として同じ事柄や項目が何度か繰り返されるのがやや冗長に感じられた。それでも全体としては大変面白い話である。

今回はダルタニゥス兄さんも、その軽薄な素性(?)を抑えて大国の外務卿補らしい振る舞いを見せていたが、ガブリエラの底知れぬ能力を目の当たりにしたことで、その「妹バカ」な想いから何かが、具体的には妹の将来を危惧し、最終的には退団に至らしめる何かが動き出す予感を萌芽させている。あと、今回は活躍のなかったアスカの、必要な情報を得たらさっさと退団するという自らの思惑はしばらく成就しなさそうである。今回は遊撃小隊に対して別動隊的な位置付けだった割にレフレンシアの行動が目立っており、挿絵も多く(この世界でのメイド服姿まで)描かれている。また、『ガブリエラ戦役』の場面ではアルゴラ隊長が素敵過ぎる行動で笑わせてくれる。もぅ出てくるだけで笑える人になっちゃったなぁ。

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紙の本鋼鉄の白兎騎士団 6

2009/02/18 16:02

第2章の幕開けと言える新人入団試験

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:DSK - この投稿者のレビュー一覧を見る

冒頭から露天風呂である。そして本シリーズでは何度も何度も行なわれてきた会議で幕を開ける本巻は、「お兎様の乱」で失った大量の退団者の臨時補充とも言うべき新人入団試験である。金の次は人なのである。これまで一番の下っ端だった遊撃小隊に後輩が出来ることになり、物語は次章に入ったと言えるだろう。という訳で本巻でまたまた、それもかなりの数の新登場キャラにより、もぅ人員把握が難しい人の多さとなった。しかし、本巻の主人公はアスカである。『ミイラ取りがミイラになる』を次第に地で行ってしまう展開が面白かった。しかも試験の前段階からほとんどがアスカのモノローグで語られており、かなりフィーチャーされている。なので騎士団の面々がアスカ視点で評されている点がなかなか興味深く見逃せない。また、特に第1巻の頃が思い出されるようなやりとりが多々あって懐かしくも笑えた。

肝心の試験はもぅアスカの独壇場である。ガブリエラも感心する分析と判断、決断と行動が他の受験者と別次元で発揮されていく。やり過ぎに注意するという自戒も忘れて振る舞ってしまったのは、このゲーム感覚満点の試験内容に拠るところが大きいのだろう。その結果として6人もの新キャラ登場と相成った。アスカのこれからが楽しみである。また、最後の最後にジアンが遭遇した、強烈な引きでもある絶体絶命のピンチもどうやって切り抜けるのか気になるところ。

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紙の本鋼鉄の白兎騎士団 4

2008/11/20 23:31

第1部第2章の幕開けという感じ

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:DSK - この投稿者のレビュー一覧を見る

前巻の騒動で大打撃を受けた騎士団だが、おそらく副団長(本巻より団長代理)を基に結束が固まる方向になるので悪いことばかりでもなかろう。レフレンシアがなぜ団長を継承せずに代理なのかがミソ。いろいろな思惑が垣間見える。それより当面の問題は金欠と団員の補充ということで、まずは金策から動き出すのが本巻である。じわじわと登場人物が増えている本シリーズだが、今回外に出るということでまた新登場のメンバーがいる。特にファンフェッダのショタコン振りが可笑しい。しかも報われないし。それでも果敢に(それとも気付いていないのか)アタックする姿が痛々しい・・・というよりおバカ?という感じで本巻の影のヒロイン役を担っている。もともと三度の飯より血を見るのが好きという恐ろしい一面があるだけに、こうした別の面を見せてくれるキャラは愛らしいと思う。さて、本編では行き着いた辺境の地での事変に巻き込まれる形ながら、これを逆利用しようとするしたたかな展開である。外に出てもかしましい娘っ子達の珍道中は面白いし、前々巻あたりから定番化しつつある温泉のシーンもあって読みどころは充分である。

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紙の本鋼鉄の白兎騎士団 3

2008/11/20 19:53

渦巻く陰謀の犠牲者と団長殺し

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:DSK - この投稿者のレビュー一覧を見る

本巻は何と言っても団長マリエミュールと副団長レフレンシアに尽きるだろう。表紙もこの2人とあってさすがに絢爛豪華。史上最も派手な表紙となるのではなかろうか。団長ともなるとこんなに立派な鎧兜なのね。兜なんてもぅウサ耳じゃないし、これを支える首の筋肉って・・・。などと余計な話はさておき、結局団長は何がしたかったのか、私怨と野望が入り混じった今回の騒動には裏で糸引く影の存在もあり、団長が乗せられたところもあって複雑な心境である。ほとんど百合なのでは、とも思える深い絆もまた様々な思惑が絡んで引き裂かれてしまう切なさ。大人の事情と言えば身も蓋も無いが、幼馴染み同然の2人にとってはあまりに哀しい結末である。ここまで団長を育て上げたレフレンシアのプライドもまた崩れ去ることになった。しかし、レフレンシアの心の切り替えは決して遅くない。新米達に新しい未来を見ることが出来るからである。2人の心情を慮ってなお冷徹に判断し、驚きの策を立案実行していくガブリエラの姿にレフレンシアは何を見たのか。今後の展開が(と言ってもガブリエラが騎士団のどのポジションに就くかは明白だが)楽しみである。なにせ団長一派との戦い(?)を一手で決める手腕である。関係各所の大きな反対も押し切る論理思考と恐れずに実行する度胸、その豪胆さを持ちながら周りから愛される緩和な人柄。おそらく本当は参謀役が適任なのだろうが、それは自分が受け持つから・・・とレフレンシアが考えるのは当然だろう。【ガブリエラ戦役】はまだ先のようだが、結果的にはこれに向けての布石となるエピソードと言える。

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紙の本鋼鉄の白兎騎士団 1

2007/10/03 00:07

単なる萌えではない。戦記小説として期待の出だし

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:もりそば - この投稿者のレビュー一覧を見る

 知勇兼備の美女ばかりで構成される「鋼の白兎騎士団」。
 小さな貴族に生まれた少女ガブリエラは、入学試験に向けて心身を鍛える日々。しかし試験会場に行ってみれば、出されるのは難問奇問。しかも受験者たちも曲者ぞろいで・・・。



 「美女ぞろいの騎士団」って時点でかなり狙ってる感があります。挿絵も結構エロいですし。隊員の格好はミニスカだったり谷間が見えたり、そんなので戦ってたら、敵兵の士気はめちゃくちゃ高まると思います。
 1章から女性二人が裸同然で剣の稽古をしてたりして、読む人をかなり選びます。私は選ばれました。

 しかしこの小説を単なる萌えだけにとどまらせないのは、試験のシーン。
 特に第二試験の「宝探し」がよかった。
 「森の中に隠した宝を見つけ、試験官に渡す」という単純なものですが、一人が何個宝を持ってもよかったり、試験官のいる場所がわからなかったりと、いくつかの「ルール」が存在します。
 そのため、受験者達がそれを活用するための戦略を考えて、ぶつけ合う、という展開になり、意外性が生まれてかなり楽しめました。
 「賭博黙示録カイジ」の「限定ジャンケン」を読んでるときの感覚と似てます。
 
 主人公のガブリエラは、試験官すら気付かないルールの盲点を見抜いたり、大局的に戦況を見て布石を打ったりと知将の素質十分。
 今後の活躍に期待です。というわけで今日既刊の三冊注文しました。

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紙の本鋼鉄の暗黒兎騎士

2009/12/30 22:38

主に過去を綴った短編集

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:DSK - この投稿者のレビュー一覧を見る

本作全体を表した訳ではないが、なかなかナイスなタイトルである。『団』が外されているのは個人的な話がメインなのとタイトル全体の字数を合わせるためと思われる。『暗黒』を示すのが1人しかいないので、他の団員達から「これではまるで次期団長の私的短編集のようではないか」といった陰口が聞こえてきそうだが、中身はバラエティに富んでいるし、まぁ、短編集らしいお遊びと言えよう。作順が時系列でもないので好きな騎士の話から読んだり書き下ろしから読んだりする楽しさもある。騎士団内にある“仲良し組”が結成された経緯が判ったりして興味深い内容である。

冒頭を飾るガブリエラの“黒い”話、書き下ろしの1編は、「とうとうキタか」というタイミングの話なのに何だかちっちゃい。アナとの5分程度で終わりそうな会話(8頁)である。続く1編は少女時代の小話(17頁)。本編第9巻のネタを上手く再利用(?)しているのはベテラン作家ならでは。あと、何げに素晴らしいのがまさかの『白兎女学院』設定。みんなにセーラー服を着せたアイデアに最敬礼。第1巻冒頭、試験開始直前の様子を学園に置き換えてトレースするもこれまた僅か14頁、グループ編成だけで終えられては生殺しである。第一、ドゥイエンヌさんの超ミニスカ制服姿の挿絵が無いなんて……無いなんて!アスカの過去話では例の「何でも屋」とその面々の様子が窺い知れて良かった。

割と骨太の短編は『FBonline』に掲載されたものなので既読の諸兄も少なくないと思うが、改めて読み返すとやはり面白い。何気ない雑談の中で語られる体裁が、団員達の日常と普段からの仲の良さをさり気なく示している。デイリィのハードな過去、アフレア&シゥビーニュの切ない過去、アルゴラ&ヨーコの初顔合わせな過去だが、やっぱりアルゴラ様は面白いネ!実に奔放で能天気かつ辛口な独白で笑わせてくれる。

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紙の本鋼鉄の白兎騎士団 3

2007/10/24 20:38

大筋はいいけど、いくらなんでも動機が・・・

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:もりそば - この投稿者のレビュー一覧を見る

 憧れの白兎騎士団に入隊したガブリエラたちは、いきなり団を二分する抗争に巻き込まれる。二巻から続く暗闘は、晴れの演武会の日に決着を迎える。



 読み応えはありました。実戦部隊である番隊がどう味方になるのかや、ガブリエラはどうやって敵の戦略を打ち破るのかとか。
 しかし、二巻から読んでて気になってたのが、黒幕がなんで団の二分を狙うのかっていうことです。
 もしも白兎騎士団が分裂したら、この土地はもう大混乱におちいるわけですよ。騎士団の「庇護者」の大国を裏切るわけですから、軍事介入は避けられない。
 そこまでしてやるメリットがあるのか? もしかして黒幕にはすごく大きなビジョンがあって、そのために、あえて悪を為そうとしているのか?
 
 そんな風に考えながら、読み進めていきました。
 巻末でいよいよ黒幕が動機を告白します。しかし・・・
 なんというか、中学生みたいなセンチメンタリズムでかなりガックリきてしまいました。そんな理由でそこまで(二巻で団員を殺した上に、その尊厳を奪う事までした)やるか!? 
 これさえ何とかしてくれれば、いい本買ったなあって思えたんですけども・・・。
 その一点がかなり残念でした。

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紙の本鋼鉄の白兎騎士団 2

2006/05/31 20:07

テンポよく話が進むライトファンタジー

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:にい - この投稿者のレビュー一覧を見る

プロローグはすでにガブリエラが団長となっている現代編
本編が見習い時代を描く過去編
そしてエピローグでまたプロローグの続きとなっていますが、この流れでちょっとした仕掛けが施されていてドキっとさせられます
本編ではキャラクター達が失敗したり活躍したりで、少しづつキャラを立ててきています
正直ガブリエラの思考にはついていけませんでしたが
テンポが良いお気楽ファンタジー系で、生活感や世界観・時間感覚などまったくありませんね
もうすこし見習い生活を細かく描いて欲しかった気がします

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