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「偶然」の統計学
ロトで連続大当たり。2回連続で雷に打たれる。3大会連続でホールインワン達成。暗殺の夢を見たあとに暗殺されたリンカーン。10万年に1度しかないはずの金融危機……到底ありえないと思われ、実際に起こると新聞記事になるまれな出来事だ。しかし、統計学者に言わせると、こうした「ありえない」出来事は、じつはけっこう頻繁に起こっているという。どうしてそういうことになるのだろう――ハンド先生がそこの事情を〈ありえなさの原理〉の名のもとに、実例をふんだんに盛り込んで解説してくれます。統計的な考え方は直感では理解しにくいから、現代人必携のリテラシーとしてしっかり身に付けて起きたいもの。奇跡なんてうさんくさい。あるいはカモられたくない・騙されたくないあなたに捧げる確率・統計解説。
「偶然」の統計学
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電子書籍「偶然」の統計学
2016/01/12 18:15
偶然とは何か?
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:DS-S - この投稿者のレビュー一覧を見る
本の題名からして、統計や数学の知識が必要かと思い、構えて読み始めましたが、そのような知識はほとんど不要でした。人々が考えている偶然がいかに偶然でないかを説明している点、とても興味深く読めました。世の中の見方が変わったといっても大げさではないかも。
紙の本「偶然」の統計学
2015/12/27 13:14
事例を楽しむのもよし、実務への活用を考えるもよし
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:紀伊国屋梵天丸 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ありえないと思うようなことは実は十分にありえる。とかく確率の話は、一般人の感覚を裏切ることになる。そこに面白さを求めることも、ビジネスチャンスを求めることも出来るのだろう。ネットワーク社会がビックデータを産み出す時代、統計や確率のレトリックに騙されないためにも実務家に一読をお勧めする。