電子書籍
膚の下
著者 神林長平
荒廃した地球を離れ火星での250年間の凍眠を決断した人類は、地球の復興作業にあたる機械人を監視するため、人造人間アートルーパーを創造した。その一人、訓練部隊の慧慈軍曹は火星行きを拒む残留人一派と遭遇、交戦する。創造主から傷つけられた体験、そして機械人アミシャダイらとの出会いを経て、慧慈は自らの存在意義を問いなおし始めるが……。『あなたの魂に安らぎあれ』『帝王の殻』に続く「火星3部作」完結篇
膚の下(上)
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
評価内訳
- 星 5 (0件)
- 星 4 (0件)
- 星 3 (0件)
- 星 2 (0件)
- 星 1 (0件)
紙の本膚の下 下
2016/11/07 13:38
膚の下 下
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:によ - この投稿者のレビュー一覧を見る
<火星三部作>通し再読2。
膚の下の下巻。
火星三部作のまさに“聖書”にあたる部分。
上下合わせて1200ページというスケールにも全く無駄な文章など感じない…。
再読でも涙と深呼吸なしには読めなかった。
創造・自立・成長・意識云々、感想は山程浮かんできても結局「われらはおまえたちを創った おまえたちはなにを創るのか」という文章に全てが詰まっているんだな…と。
物語の世界に完全に浸った。
さて、次は時系列順に<帝王の殻>へ。
紙の本膚の下 上
2016/11/07 13:37
膚の下 上
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:によ - この投稿者のレビュー一覧を見る
年末年始<火星三部作>通し再読1。
刊行順と迷ったけど、今回まずは“全ての始まり”であるところの三作目から。
一通りストーリーをわかった上で読むと、後に繋がっていくちょっとした言葉や変化で初読時よりもまた一段と泣ける。
(おかげで今、目元かさかさである。)
これを読むのにかかりっきりでいられるのは贅沢だ!よし、下巻。