電子書籍
黒猫シリーズ
著者 森晶麿(著)
でたらめな地図に隠された意味、
しゃべる壁に隔てられた青年、
川に振りかけられた香水、
現れた住職と失踪した研究者、
頭蓋骨を探す映画監督、
楽器なしで奏でられる音楽……。
日常のなかにふと顔をのぞかせる、幻想と現実が交差する瞬間。美学・芸術学を専門とする若き大学教授、通称「黒猫」は、美学理論の講義を通して、その謎を解き明かしてゆく。
第1回アガサ・クリスティー賞受賞作!
黒猫の遊歩あるいは美学講義
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2021/02/21 16:35
シンクロさせて。
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:名取の姫小松 - この投稿者のレビュー一覧を見る
現実に起こった事件をモチーフにした話がある。
芸術家が罪を犯した場合、作品の価値は損なわれるのか?
芸術と大衆の関わり。
黒猫と付き人は学内で、異見を交換しあう。
2016/02/11 15:59
相変わらず美学の話はあまり理解できませんが…
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ペンギンママ - この投稿者のレビュー一覧を見る
黒猫がやつと帰って来ました。前作から作中時間で一年も経ってるんですね。その間、連絡もほとんど無し。そして、再会した瞬間からエピローグの直前まで、言いたい事をストレートに伝えない二人に、もどかしくてジレジレしました。
しかし、エピローグを読んだ後もう一度読み返すと、今度はニヤニヤしながら読めます。
作者のブログを見る限り、シリーズはまだ続くようなので、次巻も楽しみです。
2019/07/13 16:06
波乱の第二幕。
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:名取の姫小松 - この投稿者のレビュー一覧を見る
黒猫シリーズの第二幕目。のっけから不穏な始まり。
新しい登場人物たちも学識があるけれど、企むタイプの方たちのよう。
「私」と「黒猫」、上手くいっているようで、もたもたしている。
今回の謎は「かぐや姫」?
ドッペルゲンガーや暗号、美学の説明でこんがらがってくるが、最後はすっきりと収まってくる。
次回への波乱含みである。
2019/01/01 16:59
母の思い、父の思い。
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
黒猫との行き違いに悩んだり、自分にそっくりな全身白い女性の出現に不安になったり謎の暗号が届いたり、忙しい「私」です。
『竹取物語』研究者でもある母雪絵を巡る謎解きです。
私の周りに新しい男出現。黒猫の周りにも新しい女出現です。
2023/04/12 23:05
これからが楽しみ
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投稿者:あとも - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレ。
お祝い事の準備をしているんでは…という予想は裏切られたが、読み終わってとても満足している。2人をずっと見て来たので切なさは拭えないものの、再び関係が変化したこれからが楽しみでもある。
北村薫の《円紫さん》と《私》のように、ライフステージが変わっても続いていく関係は魅力的だし(恋愛関係ではないが)、まだまだ新作が読めるのかもと希望が繋がった感じ。
甘い展開ではないので、好みが分かれるのは仕方がないだろう。しかし、黒猫シリーズが単に甘いストーリーだったことは一度もなかった。
2022/10/28 23:49
読み切ったー
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投稿者:kochimi - この投稿者のレビュー一覧を見る
なかなかに危険をはらんだミステリーと、
相変わらずの小難しいやり取りで
読み切った感ありありです。
黒猫な出番が少なかったなー。
しかも、、次は続く波乱含み。
2020/11/29 17:19
短編集
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投稿者:kochimi - この投稿者のレビュー一覧を見る
話題になった事件を踏襲した内容から、
少し入り込みやすかったけど、
でも難解な会話についていかないことには
変わりなく(汗)
いいんです。
丹地陽子氏の素敵な表紙と
黒猫の全能感(に混ざる一片の甘さ)を
楽しむために読んでるので!
2016/03/31 15:01
よかったです。
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投稿者:ゆっぺ - この投稿者のレビュー一覧を見る
もともと大好きだった黒猫シリーズなので、やっぱり最後まで楽しく読めました。
2015/12/23 23:16
いろいろ大掛かり。
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
仏滞在中の黒猫はイタリアへ“遡行する塔”の調査に向かう。
建築家が亡くなり、設計図すらないなかでなぜか建築が続いているという。
今巻は建築の謎だったり奇妙な映画だったり、いろいろと大掛かりで楽しかった。
2015/12/23 23:05
付き人のウツウツに同情
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
前巻で黒猫の海外勤務が決まっちゃって付き人以上に寂しい気持ちになってしまってました。
黒猫の渡仏から半年。付き人はポオをテーマに博士論文に挑むが、つい黒猫のことを考えてしまう。
そうよねぇ、自分の事を憎からず思ってくれてることを感じてるのに、ほぼ音信不通って!
文学美学の難しいトコロを読む時の気の抜き方も分かってきた(笑)
2015/12/23 21:34
講義内容はちょっと分からない。
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
何気なく潜む謎を若き大学教授、通称「黒猫」が美学理論の講義を通して解き明かしてゆく。
黒猫のクールは振る舞いと彼に振り回される付き人(ポオ研究者)。二人のやり取りも面白い。
けど、講義の内容は正直理解できない…(笑)
2023/06/15 22:57
学生時代
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
黒猫と付き人の学生時代のエピソード満載。この頃から天才的ですね。何より良かったのは、作者のお話というか、対談というか……が、巻末にあること。これは、本音も少しながら、はいっていて、なかなか読みごたえあります。
2015/12/23 21:44
黒猫の過去をチラ見せ。
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
黒猫と付き人はバレエ『ジゼル』を鑑賞しに劇場へ。
「おや?イイ感じじゃないですか」な出だし。でも事件の始まりです。
ジゼル、ガラスアート、ポオを絡め、今と過去の事件を結ぶ図式が見えてきます。黒猫の過去にも関係が?
相変わらず講義内容が難しい…文学の知識皆無なので細かい所はナナメに読みました(笑)
2023/06/15 22:47
ちょっと待って
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
これで、おしまいですか?この続編で、灰島との続き、あるのでしょうか……。ちょっと、待ってください、これで、本当にラストなら、これまでのお話が全然、ということになりませんか?納得できないままに……