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居酒屋お夏
著者 岡本さとる
目黒不動で居酒屋を営むお夏。化粧っ気はなく毒舌で、くそ婆ァと煙たがられているが、懐かしい味のする料理は評判だ。ある日、客の一人だった遊女が殺され、お夏は静かな怒りに駆られる。実は彼女には、妖艶な美女に変貌し、夜の街に情けの花を咲かすもう一つの顔があった――。孤独を抱えた人々とお夏との交流が胸に響く人情小説シリーズ第一弾。
居酒屋お夏
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電子書籍居酒屋お夏
2021/12/22 23:11
お夏二つの顔
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
こんなこと書くとアルセーヌルパン二つの顔みたいになるけど……。犯罪者の二つの顔ではなく、毒舌の老女と、夜の街を行く女という設定。ギャップが面白いし、勧善懲悪とまではいかないが、結末が良いのでほっとします
電子書籍居酒屋お夏 五 縁むすび
2024/03/15 11:34
仇討ちの後
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
お夏は、前巻で母の仇討ちを成し遂げましたが、そのせいか殺しの計画やいろんな不穏な出来事が周りで起こって……。このシリーズ、こちらの方向に進むのかと思いきや、そうでも無いようで……
電子書籍居酒屋お夏 三 つまみ食い
2024/03/15 11:28
仇討ち
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
この巻は、お夏の仇討ち物語です。お夏の父も母も大変人情味ある人でしたが、二十年前、母を才次が無礼討ちに。その才次が名を変えて船宿の主と聞いて、剣の遣い手を用心棒に、才次を討つため、お夏は料理人の清次らと……ドキドキ…。
電子書籍居酒屋お夏 二 春呼ぶどんぶり
2024/03/15 11:21
時代モノ
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
一巻は、かなり前に読了していますが、今回、2巻を読んでお夏たちの過去が少しづつ明るみになりました。人情とペーソスといった物語の流れに、温かみもあります。ただ、腹の立つ登場人物は、いますけど。
電子書籍居酒屋お夏
2021/05/20 23:42
謎の(笑)天女が
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
勧善懲悪というには些かスケールが小さいが、地味な庶民(ハッキリ言って貧乏人)の日常における「悪(不幸)」を取り除くべく謎の(笑)天女が活躍。
人情噺ではあるが主人公のお夏が日常的に、噂の天女とは正反対の毒舌を吐きまくっているのだからべとつかない軽妙な面白さがある。