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ふたり狂い
著者 真梨幸子
「自分のことが書かれてる」小説の主人公と同姓同名の男が妄想に囚われ、作家を刺した。それに端を発し起こるデパ地下総菜売場異物混入騒ぎ、企業中傷ネット祭り、郊外マンション連続殺人。事件の陰には意外な“ふたり”の存在が。クレーマー、ストーカー、ヒステリー。私は違うと信じる人を震撼させる、一瞬で狂気に転じた人々の「あるある」ミステリ。
ふたり狂い
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紙の本ふたり狂い
2020/04/12 16:50
狂気
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投稿者:あおたいがー - この投稿者のレビュー一覧を見る
誰がまともで、誰が狂っているのかわからなくなる。
連作短編で、時系列に並べてみればじかんじくはせいりできるのだけど、誰が本当のことをいっているのこ、狂気に犯されているのかわからず、うすら怖い。
『マイコ』はひとりなのか、二人なのか…
ミサキの狂気がまわりに伝染していったのか、そもそもみんな狂っているのかわからない。
誰もがみな狂気の世界へ堕ちていく。