ウォーターゲーム
考えるんだ。
たとえ1%でも、可能性があるなら。
晩秋の夜、突如ダムが決壊し、濁流が町を飲み込んだ。
死者97名、行方不明者50名を超える大惨事。
新聞記者の九条麻衣子は、被害を取材するうちに、決壊が事故ではなく大規模な犯罪である可能性に気づき、その夜に町を抜け出した土木作業員の男を探し始める。
一方その事件の陰で、AN通信の鷹野一彦とその部下・田岡は、ダム爆破計画を阻止するべく奔走していた。水道事業の民営化に金の匂いを嗅ぎ取った代議士や国内外の企業によるテロ計画の一部だったが、いつのまにか計画の全てが盗まれ、首謀者が正体不明の人物に入れ替わっていた!?
情報が錯綜し、混乱を極めるなか、九条麻衣子と若宮真司の出会いが、世間を揺るがす大スクープを生み出すことに……。
敵か味方か、嘘か真実か、善か悪か――!? 金の匂いに敏感な男女が、裏切りあい、騙し合いながら、真っ暗闇の“今"を駆け抜ける!
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紙の本ウォーターゲーム
2018/07/22 19:09
水
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:真太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本を読み始めたとき、日本では西日本豪雨災害が起こった。作品内容は日本のダム爆破計画で、両方とも水害を被る国民たちがいる。政財界、世界の富裕層、裏社会の欲望のため犠牲になるのは下々の民。水をキーワードに進んでいくが、最後までハラハラドキドキさせられ、ハードボイルドっぽいけど身近に感じる作品。
電子書籍ウォーターゲーム
2018/12/10 22:13
スピード感あふれる
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ケイ - この投稿者のレビュー一覧を見る
爽快。
ありえない話だが面白い。頭脳明晰な産業スパイたちの権謀術数。
鷹野は渋く、田岡にも箔がついた。
若宮もいずれは。
ピカイチはリーヨンソン。印象深い。
朝イチに読めば仕事が捗ること間違いなし。
電子書籍ウォーターゲーム
2018/07/07 15:05
困る
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nof - この投稿者のレビュー一覧を見る
シリーズ3作目というが、1作目2作目がなんという作品なのか、わからない。せっかくなら1作目から読みたいと思う。
電子書籍ウォーターゲーム
2018/10/01 06:51
ハラハラ
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぽぽ - この投稿者のレビュー一覧を見る
最後までハラハラしながら読みました。水害は最近では身近に感じる災害が多いので、感情移入しながら読めました。