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データ分析の教科書
著者 高橋 威知郎
最適なデータを駆使し、ビジネスで成果を上げるための実用書。
顧客別DMや見込み客の見極めなど「顧客との関係性の視点」、高付加価値商品リストやセットメニューなど「製品からの視点」、利益最大化を実現するセールスミックスなど「財務の視点」といった具体的事例で、制度の高い、アクション(意思決定)につながる分析法を解説。
データ分析の教科書
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14のフレームワークで考えるデータ分析の教科書
2014/09/23 13:19
データサイエンティストに読んでほしい本
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:アップルファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
私は直接データ分析をしているわけではありません
データの分析や社内のデータ活用を専門の会社に依頼している側です
そのようなことから興味があって本を買い読みました
データサイエンティスト(データ分析者)はどのようにして
データ分析をしているのだろうか?と
常々疑問に思っていたからです
私は、データサイエンティスト(データ分析者)に対し不満があります
色々な会社にデータ分析を頼みましたが、
一様にデータ分析をした結果を教えてくれるだけです
その先(データ見て何をすべきか)がないのです
彼らはそれを「見える化」の第一歩だと言いました
確かに、今まで見えていなかった部分が見えるようになったので
それはそれで価値があるかもしれません
しかし、見えただけで、
その先(データ見て何をすべきか)がないと
意味がないのではないかと私は感じました
さらに、社内にBI(ビジネスインテリジェンス)システムを導入しました
それも、「見える化」の一環として導入しました
いつでもどこでもダッシュボードを通して
データが見えます
正直「で、何???」という感じです
単にデータを眺めやすくなりましたが、
その先(データ見て何をすべきか)が続きません
システム導入してくれた会社の
データサイエンティスト(データ活用の専門家)に
いくら聞いても操作方法しか教えてくれません
その先の、このデータを見て「どうすれば良いのか?」という視点がないのです
本に書かれていた通り、アクションに結びつかないデータ分析は
まさに無意味です
お金と時間のムダです
正直、現場からは
無駄なツールの操作する時間
無駄なツールにデータを入れるための手間ひまの時間
に対し不満が出ています
そのことが、私のデータサイエンティストに対する不満です
その悩みに対し回答をくれたのが、この本です
データ分析後にどのようにアクションに繋げるのかが
書かれていたのです
言われると当たり前のことですが、
その視点がない「分析結果」や「データの見える化」は
よろしくないと思います
つまり、この本は、
データサイエンティスト(データ分析者)に読んでほしい本
なのです