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太陽をなくした街
父親が冤罪で逮捕されたのをきっかけに両親を亡くし、以来ひっそりと生きてきた大学院生の皆川七生。しかし、両親の死の真相を知った時から七生の復讐計画が始まった。計画に必要なのは、同じく冤罪で社会から抹殺された元自衛官で射撃の名手・吾妻光一。彼に接触し、冤罪事件黒幕の射殺を依頼するが、吾妻からは金だけでなく七生の体も要求され……。
太陽をなくした街
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紙の本太陽をなくした街
2021/08/25 07:41
二時間ドラマのような・・・
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり
両親を陰謀で殺された七生は
冤罪を着せられて自衛官を辞めさせられた吾妻を使って
復讐しようとする。
なんか二時間ドラマのような流れだったかなとも思うけど
最後までだれずに読めました。
まずドヤ街で吾妻を探すシーンが印象的です。
(最初にいたすのがまた印象的
覗かれ放題ですよ・・・)
そこから復讐作戦へ移行
多分、そうなるのかもって思っていたところに行くのですが
最後まで緊張感を失わない作品。
七生がその最後を受け入れるのは若干弱いなぁとは思いましたが
まあ、ここに落ち着くのだろうとも思っていたので
納得はしましたけど。
(六年を浄化するのには何かもう少しって感じはしましたけど)
それでも、吾妻自身もそれによって救われたと思うので
満足する最後でしたけどね。
石垣の件に関しては実は吾妻が裏で企んだのではって
最後までうがった見方をしていたのですけど・・・
違うみたいでしたね。
でもこれがなかったらどういう展開だったのだろうかと
ちょっと思ったりもしました。
後吾妻が語る「太陽をなくした街」がとても印象的でした。
余談ですが
吾妻が作者さんにしては珍しいキャラだったなぁと。
いや、結構好き系ですけどね。
☆3.5
紙の本太陽をなくした街
2018/06/30 00:05
自衛隊のスナイパー×復讐で暗殺を企てる大学生
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:沢田 - この投稿者のレビュー一覧を見る
自衛隊のスナイパー×父の復讐のために暗殺を企てる大学生という、珍しい組み合わせで読みごたえがありました。
結局のところ最初から攻めは受けに甘かったし、受けは受けで復讐を考えているものの根本はまっとうな男の子だったので、キャラに嫌気がさすことなくラストまで読めました。
面白かったです。