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電子書籍

死なない男に恋した少女

著者 空埜一樹 (著),ぷよ

蹴ろうが殴ろうが車に轢かれようがとにかく死なない男、乃出狗斗。彼は「午前零時の殺人鬼」こと、天才殺人鬼・桐崎恭子と出会う。いきなりメッタ刺しにされるも、ケロリとしている狗斗に対し、恭子が放った言葉は……「わ、私とつきあってくれ!!」。鬼才が描く新感覚“サシデレ”ストーリー、ここに開幕!!

死なない男に恋した少女

税込 561 5pt

死なない男に恋した少女

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みんなのレビュー6件

みんなの評価4.0

評価内訳

  • 星 5 (2件)
  • 星 4 (4件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

軽妙で楽しい前半と哀しく切ない後半のコントラストが光る

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:DSK - この投稿者のレビュー一覧を見る

実に上手い。いや、ここはあえて上手くなったと言うべきか。ラヴ、コメディ、ドラマ、バトルといったライトノベルに求められる要素を程良く絶妙にブレンドしつつ、軽妙な前半からシリアスな後半への舵の切り方も巧みで、結末こそやや性急なものの主人公【狗斗】とヒロイン【恭子】の関係も(恋のライバル(?)【りん】も含めて)前進させている。つまり、かけがえの無い存在としての狗斗を改めて確認した恭子に対して、狗斗もこれまでとは異なる感情が芽生えていることを漠然と認識している。もともと温度差のあった2人だが、この温度差はそのままにそれぞれの温度が少し上昇した感じだろうか。りんの存在も無視出来なくなってきた狗斗だけに今後の展開が面白くなりそうな予感である。しかし、それにしても狗斗と恭子のやり取りは本当に面白い。前半で少しだけ出てきた狗斗の姉との会話でもそうだったが、仲の良い者同士の遠慮無しな会話が実に上手く交わされている。また、かなりデレてきている恭子だが、それでも素直になれない姿が微笑ましく可愛らしい。そんな洒脱で楽しいやり取りの後に訪れる後半は、不幸な宿命を受け入れて過ごす姉妹の生き方を問う、いたたまれないほどに哀しく切ない物語である。「命の形」を説く姉【絶津夜宵】に『命の形なんてどうでもいい』と言い放つ狗斗が痛快でカッコ良い。いつしか宿命に抗うことを諦めていた夜宵の、独り善がりで歪んだ考えが痛々しく哀れなのだが、それに立ち向かう術を「希望」と「誰のために生きるのか」という方向にしているのがアツくて良い。この辺りの掛け合いがじっくり綴られただけに、その後の夜宵の決意と行動がやや性急で端折り気味に進んでしまったのが残念である。あと気掛かりなのは、前巻でもそうだったのだが、途中から流れが変わる結末を迎えることで、少なくとも【組織】から見た場合、狗斗と恭子のコンビは任務を遂行したことになるのだろうかと感じることである。次巻では与えられた任務をきっちり完遂させながら狗斗達の本懐も遂げるような、万事解決のすっきりした結末を読んでみたいと思った。

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シリーズの根幹を成すテーマへの問いかけと狗斗の決意

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:DSK - この投稿者のレビュー一覧を見る

短編集でもスピンオフでもないのに、一度終わった話、一応の解決をみた事件の後日談を綴ったことが本巻の大きな特色。何ともやるせない展開ではあるが、これには、本シリーズの根幹を成すテーマが潜んでいる。つまり、本シリーズにおいて、罪を犯した人が受けるべき罰とは何か?である。これは「恭子が【組織】の仕事を請け負うことが贖罪と成り得るのか」であり、同時に「狗斗のこれまでの判断は正しかったのか」にも繋がることである。だから、かつて恩情解決した事件の「その後」が、望まれない悲劇として出てくるのである。これを契機に狗斗を取り込もうとする【組織】の思惑も背後に抱えて進むストーリーは、シンプルながら読み応えがあり、過度にシリアスでもないことから、一気に読み進められるものだった。所々に挿み込まれる恭子のボケ(色ボケ?)と狗斗のツッコミが笑わせてくれる。訳あってクギト宅に押し掛けた恭子の、朝の第一声(P.29)は最高に可笑しかった。

さて、こうした本巻の問題についてクギトは悩み、姉やりんの助言を受けながら、一応の答えを導き出すのだが、これが唯一無二の正解なのかと考えると、そもそも簡単に答えが出る類いのものではないだけに難しい。ぶつけられた問題提起が正論ならば、りんの言葉に端を発する考え方もまた正論。ここで無謀ともとれる答えにしているのは、作者なりの、主人公たる狗斗の面目躍如と、恭子との関係強化によって、次の展開、ひいてはクライマックスに持っていくための布石ということなのであろう。フッ切れているようで、実は曖昧さも残る回答でもあるが、これも若さの発露と捉え、読者にも問題提起しているように感じる。テーマがテーマだけに何とも複雑である。また、場合によっては、かなりの重荷を恭子に強いる、狗斗の一皮むけた決意である。

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お---お帰りくださいませ、ご主人様

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:DSK - この投稿者のレビュー一覧を見る

本巻より本格的に始まったと言える殺人鬼少女と死なない男の物語。だが、前半は2人の学園生活に焦点が充てられており、後半に初仕事が綴られている。学園パートではヒロイン【桐崎恭子】と主人公【乃出狗斗】の、表向きの恋人関係に一石を投じる人質騒動とその後のデートの話である。確かに恭子が人質に取られたところで心配ないかもしれないが、いやいや狗斗クンそれは無いだろう、という男らしくない姿が残念である。恭子の本意までは気付けなかったとしても一応助けてあげないと。後に判明するが、狗斗が恭子にとって初めてフツーに接することの出来た人物であること、自分がフツーの学生ではないこと、その前提としての自分に対する贖罪と今後の生きる糧など、様々な思いが折り重なって複雑に絡み合い悩む恭子の姿に今後は狗斗も考えを新たにすることだろう。そうした自分の気持ちをストレートに吐露する恭子の告白とも言えるセリフは痛々しくも美しい。この想いを是非とも受け止めてあげて欲しいものである。しかし、それにしても恭子のよそ様向けお嬢様キャラは正直必要無いと思う。どうしてもそうしなくてはならない理由があるのならともかく、単に人付き合いを円滑にするためだけならば、それこそ虚偽の姿でクラスメイトに失礼だし、いずれ破綻することは明白だからである。狗斗だけに見せる素の姿を誰にでも見せるべきだと思うのだが、これも恭子の精神的成長に合わせて変化し、いずれ誰にでも本当の姿を見せられる日が来るのであろう。

後半の初仕事では【潰し屋】と呼ばれる青年を殺害する指令が下る。その打ち合わせ場所が、恭子が休日にバイトするメイド喫茶で、突然の狗斗の登場に思わず出たセリフがレビュータイトルなのだが、こうした軽妙なやり取りで指令が出る脱力感が心地よい。それでも初仕事に緊張と覚悟をもって挑む訳だが意外な結果となる。殺す殺されるがバンバン出てくるのもどうかと思うのでこの結果は悪くない。【潰し屋】の姿を、恭子にも自分にも当てはまると、同情と言えば同情だし温情といえば温情なのだが【組織】に切々と訴える狗斗の姿も好ましいものだったと思う。どこか世間に対しすこーしだけ斜に構えている狗斗が真剣に立ち向かう姿にはカッコ良さも感じる。そんな狗斗が、恭子やクラスメイト【久遠りん】あるいは事件で触れ合った人々を通して変わっていく姿、成長していく姿を次巻以降でも見せてくれそうな作品である。

全くの余談だが、老婆心ながら狗斗の『学校っつーのは親に金出してもらって、将来を買うところだぞ』とのセリフは、本作を主に読むであろう中高生に、かつての自分に対する自戒の意味も込めて「肝に銘じておくとお父さんお母さんが喜ぶからネ」と申し上げておきたい。このようなすこーしだけ説教じみた文言が出てくるのも本作の特長かも?

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様々な事を考えさせる余韻を残しながらも纏まりは良かった

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:DSK - この投稿者のレビュー一覧を見る

一応の完結、一応の大団円なのだが、このシリーズは途轍もなく重いテーマを抱えていたので、何となくちょっぴりスッキリしないのは致し方ないところであろう。恭子と狗斗がこれから目指していくであろう生き方の是非を判断するのは難しい。そもそも、どうすれば正しいのかさえ難しい命題である。死を以て償うのか、贖罪を求めつつ生き続けるのか。それとも生き続けることが贖罪なのか。本巻で辿り着いた方向性から考えるならば、ここはハンデを背負った人や社会に馴染めず脱落しそうな人が歯を食いしばってでも生きていく、生に執着することの意義を問うているように解釈したい。この観点だと、狗斗の唯一無二の理解者であり味方である姉の言葉を受けて、恭子の唯一無二の理解者であり味方である狗斗が発した言葉の意味が透けて見えてくる。この想いのリレーが見事だった。

ストーリーは極めてシンプル。最後らしく最強にして最凶の敵との最終決戦である。恭子の要素と狗斗の特性を併せ持つアイデアは良かった。これにより狗斗の体質について(かなり強引ではあるが)一応のエクスキューズがなされてもいる。背景や設定にも多少の強引さは見受けられたものの、【組織】の成り立ちやハルの秘密についても整然と判明していく流れが出来ていた。本音を吐露しつつも毅然と振る舞おうとするりんが最後まで文字通り凛としていたことも好印象。場合によっては病んでしまう展開もあるかしらん?とか思っていたので。

軽妙洒脱なセリフ回しと心の機微を上手に描きつつ社会風刺の視点も盛り込んだ筆致が秀逸な作者なので、次にはこれらの点を大いに活かしたライトなラヴコメなんぞを読んでみたい。本巻最後にあった『昼は私が刺し……』みたいな「サイテー(笑)」なノリは残しつつ。

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次の展開への繋ぎ的内容

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:DSK - この投稿者のレビュー一覧を見る

正直に言うと頁数の割に内容はさほど豊富ではない。【組織】の依頼で外国に飛んで犯罪者に相対して……目に見える事象だけならそれだけである。確かに恭子と【同類】とされる今回の犯人の嗜好や経歴にある背景的なものや、りんが狗斗の単なる幼馴染みに留まらない役割を与えられそうなことなど、それなりに読み所はあるのだが、ストーリー展開に意外性が無さ過ぎてイマイチ没頭し切れないところがあった。というか、挿絵で犯人バラしてちゃダメでしょ、というところで少し気分が削がれたのもある。ただ、今回も今までと同様な甘い結論で終わるのかと思ったところに少し変化をつけた結末があったり、これまでの結果自体が伏線となって狗斗と恭子のコンビに圧力がかかりそうだったりと、今まで以上に【組織】の思惑が見え始めたことが本巻の特徴と言えよう。

狗斗達の三角関係は相も変わらずではあるが、勢いに任せてりんが思い切った行動に出たり、恭子は恭子で健気なことをしていたりと、狗斗が全く気付かないのが不憫なこと甚だしいのだが読んでて楽しくはある。りんと狗斗達コンビの今後の行方に少し気になる要素ができたことを気にしつつ次巻のお楽しみとしたい。

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恋敵の登場もはっきりしない狗斗の態度がもどかしい

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:DSK - この投稿者のレビュー一覧を見る

今回は恋敵の登場により「うかうかしてられないよ、狗斗クン」という内容……かと思いきや、もっと根本的な要因により何とももどかしい内容だった。いわゆる『学園編』と言える展開なので【組織】もハルも登場しない本巻は、恭子に真正面からアタックする転校生【四宮】と、その幼馴染み【五月】の物語である。だが、本編のほとんどは狗斗の心情描写に充てられる。これが何とももどかしい。単に恋敵の登場で焦る狗斗という構図ならば判り易いのだが、狗斗の心情、つまり恭子の存在とその想いが実に曖昧というか無自覚というか、もしかしたら若さゆえの抵抗なのか、カッコつけて突き放すものの傍からみればカッコ悪いの典型なのか、いろいろと複雑な要因を交錯させた、ある意味10代の若者らしい幼さも内包した態度なのである。恭子も恭子で内心「自分を理解してくれるのは狗斗だけ」なのは判っているのに狗斗の態度に反発してボタンを掛け違えていく悪循環になっていく。ただ、恭子の想いは最初から決まっているのに狗斗の態度がどっちつかずなために自分もはっきりできないもどかしさなのに対し、狗斗は最後まで恭子との距離を測れずにいるもどかしさである。嫉妬すらも気付けない、人付き合いの下手な若者(狗斗)の不器用な言動としては非常に良く描かれていると思う。でも、これでは恭子が少し可哀想にも思えてくる。「気付いてやりなよ、狗斗クン」という感じ。これはりんにも言えることで、実は今回の行き違いを仲裁するにあたってりんが陰日向に活躍しており、ここでりんの恋愛観も披露されているのだが、この菩薩のような達観した境地には少し理屈っぽさも感じる。本来、恋愛は感情が全てだと思うので、むしろ今回のクライマックスでは、最後の最後でりんが同じようになってしまうのではと怖気を感じてしまった。タイトルが示すように、現時点では恭子の片思い的関係な2人の今後に期待したい。気心を許し合った2人ならではの日常会話の面白さとあけすけ振りからして理想のカップルとしか思えないのだから……と、言いながら、りんも捨てがたく……う~ん、悩ましい三角関係だな。

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