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- 出版社: CCCメディアハウス
電子書籍
史上最大のボロ儲け
1年で稼いだ額、150億ドル。
ジョン・ポールソンはサブプライムローンの破綻を予測し、一世一代の取引によって、巨万の富を手にした。彼は、単に取引を成功させたというだけではない。不動産投資に全く縁のなかった無名の投資家が、金融史上最大の取引を成功させたのだ。思い上がったウォール街の金融家たちの失敗を尻目に、金融崩壊の真っただ中で大成功を収めた。なぜ政府やFRB、投資銀行はバブルに気づかなかったか? なぜポールソンはそれを見抜くことができたのか?
ウォール街の歴史を塗り替えた男の驚くべき舞台裏を、ウォール・ストリート・ジャーナル紙のトップライターが見事に描き切った迫真のドキュメンタリー。
「まるで推理小説だ!」――ニューヨーク・タイムズ
史上最大のボロ儲け
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電子書籍史上最大のボロ儲け
2017/11/26 15:45
人とは違う道を行くことの大切さ
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:本都ユーザー - この投稿者のレビュー一覧を見る
サブプライムローンの話を扱った本ですが、「世紀の空売り」が映画化されたこともありこちらも有名だと思います。
両著に出てくる人物もいるので、合わせて読むとより立体的に物事が見えてくるのではないでしょうか。
ただ、トランシェ等専門的な話はどうしても出てくるので、この本だけで詳細を知るのは難しいかもしれません。
ポールソンであれ誰であれ、大もうけしている人物は大きな流れに逆らってどこまで自分を信じることができるかにかかっていたように思えます。
相場が下落している最中にもういいだろ、利益を確定してしまえ、と言ってくる人がいかに多かったかもこの本では描かれています。
過去を振り返って、あの時売ればよかった売らなければよかったと嘆くのは簡単ですが、当時はとても難しく胆力の必要なことだったと思います。
投資をする際にとても大事なこと、を教えてくれているのではないでしょうか。