サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

新規会員70%OFFクーポン

  1. hontoトップ
  2. 電子書籍
  3. 小説・文学
  4. 小説
  5. でかした、ジーヴス!
  • みんなの評価 5つ星のうち 4.7
  • 出版社:

でかした、ジーヴス!

情け知らずのアガサとダリアの両オバさんをはじめ、恥知らずの悪友シッピー・タッピー・ビンゴや怖いもの知らずの悪童トーマスらの猛攻をまえに、またもやピンチにおちいる世間知らず若旦那バーティー。あいも変わらぬ奇人怪人たちが勢揃いした、奇想天外なジーヴス・ワールド全11編。

読割50とは?

hontoネットストアおよび、丸善・ジュンク堂・文教堂の提携書店にて対象の紙書籍を購入すると、同一の電子書籍が紙書籍の購入から5年間、50%OFFで購入できるサービスです。
購入時点で電子書籍が未発売でも、紙書籍の購入時期にかかわらず、電子書籍の発売後5年間、50%OFFで購入できます。

または読割50のアイコンがついている商品が対象です。

一部、対象外の出版社・商品があります。商品ページでアイコンの有無をご確認ください。

  • ※ご利用には、honto会員登録が必要です。
  • ※書店店頭でのお買い物の際は、会計時にレジにてhontoカードをご提示ください。
  • ※hontoが提供するサービスで、販売価格の50%OFFを負担しています。

読割50について詳しく見る

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー1件

みんなの評価4.7

評価内訳

  • 星 5 (1件)
  • 星 4 (0件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本でかした、ジーヴス!

2007/04/29 23:46

ウッドハウスが現実だった

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たむ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 ある日テレビを見ていると、「カルチョ・ストーリコ・フィオレンティーノ」という祭りが紹介されていた。イタリアではサッカーの起源だと信じられているのだそうだ。ふうん、と思いながら見ていたのだが、次の瞬間に大笑いしてしまった。誰もがボールそっちのけで、いたるところで取っ組み合いやら殴り合いを始めたのだ。なんだこれは。「タッピーの試練」そのまんまじゃないか。イタリアと英国、サッカーとラグビーという違いはあれど、まさかウッドハウスの世界が実在するとは思わなかった。現実の世界もまだまだ捨てたもんじゃない?

 現実といえば、ジーヴスのいわゆる「個々人の心理」のほとんどはけっこういい加減だったりする。お話のなかだからこそ上手くゆくけれど、現実ではそううまくはいかないだろう。とっぴで愉快でふざけてるのが売りの物語なのだから当然だ。ところが「ビンゴ夫人の学友」だけは、こういう人っているよなあ、と思わされた。たしかにこういう人っている。だからこの物語にかぎっては、ジーヴスの解決は現実世界でも有効なんじゃないかと思えてくる。ジーヴスみたいな人が実際に問題を解決しちゃうところを空想すると、やはり楽しい。

 そんなふうに、難問を颯爽と解決するイメージのあるジーヴスだけど、けっこう強引なことをやるのもしばしば。“バーティーのため”に、しょっちゅうバーティーをひどい目に遭わせます。あるときは犯人扱い、あるときは狂人扱い、あるときは赤っ恥を掻かせ……。そんなジーヴスがあろうことか力わざに出たのが「シッピーの劣等コンプレックス」。まさかここまでやるとは。ドタバタはバーティーと愉快な仲間たちの担当だと思っていたのに、ジーヴスもやってくれるんですね。そういえば『ウースター家の掟』では戸棚の上に飛び乗ってましたっけ。

 お間抜けなバーティーもかっこいいバーティーも、スマートなジーヴスもドタバタジーヴスもいぢわるジーヴスも読めて、やっぱりウッドハウスはいいなあ、としみじみ思うのでした。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。