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白骨の貴方に臓物と愛を 完結
呪われし骸骨魔導師 × 骨まで愛でる才色兼備な王女。
モリッツランドの第2王女マルリには12歳年上の婚約者ヒューゴがいた。だが、マルリが8歳のとき、ある呪いを受けて白骨化(生存中)したヒューゴは婚約破棄を申し入れマルリの前に姿を見せなくなってしまった。
王都から遠く離れた地にある名門トリアウエ魔法学校に入学したマルリは、何年も国に帰国せずヒューゴのことも忘れてしまう……と思いきや、ヒューゴのことが好きで好きでたまらないマルリ姫は白骨化の呪いを解くために奮闘する。
骨の自分など誰が本気で相手にするものかと引いてしまうヒューゴに、マルリ姫は愛の言葉を紡ぎぐいぐいぐいぐい攻めまくる。あげく「ヒューゴだったら、骨でもいいの」と言い放ち、彼の白骨に細く白い指を這わせて――。
呪いを受けたがゆえに愛する姫から逃げまくる骸骨魔導師と骨まで愛する狂愛の王女の、秘蜜で不思議なエロマンス。
【期間限定価格】白骨の貴方に臓物と愛を[1]
本日まで通常101円
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2017/07/28 00:43
3
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投稿者:NATSU - この投稿者のレビュー一覧を見る
葛城阿高『白骨の貴方に臓物と愛を1』
タイトルから連想するほど、全くおどろおどろしくないしライトな感じ。
言うなれば白骨紳士×偏執愛姫君というインパクトのみだが、ヒーローが骸骨のロマンス物というのはそんじょそこらに転がってないだろうし、それだけでも楽しめる。
ただ、骸骨の中身が女子中学生並みにウジウジグダグダしてイライラさせられるのと、ヒロインの姉が陰険過ぎて今更実は良い人なんですぶってみても独善的で鼻につくだけだし、そんな女を一途に想ってる主人公の友人も理解不能だし、ヒロインは更に上をいくメンヘラ振りで、言い訳がましくエピソードを増やしたところで何一つ共感出来ない。
出てくるキャラがみんなそんな感じで一切馴染めないので、読後感がイマイチだった。
それにしても骨に対しては、昔から「血肉」という表現が一般的じゃないだろうか?そこを敢えて「肉と臓腑」とし、いちいち臓物に拘る理由は1巻では不明だった。
タイトルもより刺激的にしたかったのだろうが、単に作者の趣味なんだろうか?