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ちいさなせかい
著者 神岡学
人はだれでも、自分だけの「ちいさなせかい」をもっています。
その「ちいさなせかい」が「ちっぽけな世界」で終わるのか、「輝ける世界」になるのかは、まさに自分しだいです。
この絵本は、小さなかわいいカエルが主人公。
「ちいさなせかい」に生きていたカエルは、ある日、池をつくることを思い立ちます。
そこにサルやコウモリやカバがやってきて……。
人生の意味をさりげなく考えたい人に贈る「ささやかな寓話」。
※「本文より」
そのカエルは
豆つぶほどの池に
すがるように生きていた。
ある日、サルがいった。
「そんなところにいて毎日いて
つまらなくはないのかい?」
カエルはクルッとないた。
ある日、ウシがいった。
「世の中はひろいぞ、
そこでは何も見えないだろう?」
カエルはクルックラッとないた。
ちいさなせかい
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紙の本ちいさなせかい
2001/10/10 19:50
ただ生きているだけではつまらないあなたへ!
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投稿者:サンマーク出版編集部 - この投稿者のレビュー一覧を見る
人はだれでも、自分だけの「ちいさなせかい」をもっています。その「ちいさなせかい」が「ちっぽけな世界」で終わるのか、「輝ける世界」になるのかは、まさに自分しだいです。
この絵本は、小さなかわいいカエルが主人公。「ちいさなせかい」に生きていたカエルは、ある日、池をつくることを思い立ちます。そこにサルやコウモリやカバがやってきて……。
物語はやさしい言葉で語られていますが、読めば読むほど違った読み方ができる、不思議な絵本です。かわいい動物たちが繰り広げる人間模様(?)に、誰もが自分の人生を重ね合わせてしまうことでしょう。
「生きる」とはどういうことかを、むずかしく考えることなく、考えさせられてしまう、この絵本。友人へのプレゼントにも喜ばれるでしょう。
(サンマーク出版 編集部 高橋)