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身代わり公女は人嫌い陛下に愛を捧ぐ【書き下ろし・イラスト10枚入り】
アリアは城勤めをしていたが、仕えていた公女が大国・エーデルシュタイン王国へと嫁ぐことに。だが、直前で公女セレニアの妊娠が発覚し、結婚は破談の危機に。セレニアの父である大公に懇願されたアリアはセレニアの身代わりとしてエーデルシュタインへ嫁ぐことになったが、夫である国王・マインツは幼い頃に起きた政治クーデターのせいで人間不信になっていた。罪悪感と愛情の間で板挟みになるアリアだったが、マインツはそんな彼女を淫らに愛して!?
身代わり公女は人嫌い陛下に愛を捧ぐ【書き下ろし・イラスト10枚入り】
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身代わり公女は人嫌い陛下に愛を捧ぐ【書き下ろし・イラスト10枚入り】
2021/12/16 09:37
どこから突っ込めばいいのか……
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投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
【ネタバレ】
敬愛する公女殿下の縁談が水面下で勧められていたときに彼女が妊娠してしまったため、大国を相手に急に断れないからと身代わりで嫁ぐことになった侍女アリア。
相手は侍従に両親を殺されたせいで信頼できる数名以外人を寄せ付けないと噂の国王だったが、彼の心の傷を知り、それでも人を信じたいと努力する姿を見て惹かれていく。
そして自分も騙している罪悪感を抱く。
話の内容は王道の身代わり婚姻なのだが、主役二人と悪役と恩人である祖国の大公夫妻があまりにも頭が悪くて入りこめなかったかな……。
ヒーローの弟宰相は有能だったけど。
公女殿下は事故で怪我をしたとかにして穏便に破談にすれば良かったよね。
それで傷持ちで政略結婚に使えないから国内貴族に降嫁みたいな形で恋のお相手である伯爵に嫁げば無難だったのにね。
誰に読まれるかもわからない祖国への手紙、最初は曖昧な内容を書いてたのにヒーローに読まれた時だけあけっぴろげに全部ぶちまけてたのが頭悪すぎて驚いた。
しかもヒーロー側が公女を望んだ理由がかなり薄かったせいで、やっぱ無難に断れたんじゃない?という気持ちが拭えず。
さらにアリアが身代わり侍女だと知ったときも、アリアは自分を騙していたって批難するのがなー。
騙したのは大公夫妻で、アリアは命令を聞いただけだよね。
大公から事情説明があったあともヒーローが「アリアが騙してたんだ」ってうだうだしてるのイラッとしたよね。
あと悪役はたまたま付いてきた侍女カレンがいなかったらどうやってアリアを脅すつもりだったのか。
行き当たりばったりすぎてバカ。
このレーベルはじめて読んだけど、短編のわりにめっちゃ挿絵多いのはすごい。
すごいけど全部閨シーンだったからもうちょっとバランス考えて挿絵置いて欲しい。