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傾国の仕立て屋 ローズ・ベルタン
著者 磯見仁月
18世紀フランス革命前夜。平民の出ながら、ベルサイユ宮殿で貴族以上の権勢を誇る“仕立て屋”がいた。彼女の名はローズ・ベルタン。悲劇の王妃マリー・アントワネットの寵愛を受け、革命の波にのまれていった、ファッションデザイナーの祖と称される人物の物語。
傾国の仕立て屋 ローズ・ベルタン 1巻
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紙の本傾国の仕立て屋ローズ・ベルタン 9 (BUNCH COMICS)
2023/11/14 08:14
ドロドロを覆い隠すドレスの奔流
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Ap - この投稿者のレビュー一覧を見る
服飾雑貨の描き込みすごい。この時代のフランス貴族、どんだけ遊行と、それにふさわしい華やかな装いに命賭けてんだ、と毎回。
主人公はその恩恵をめいっぱい受けてる訳ですが、それを面白く思わない者も当然出て来る訳で…おっさんの妬みは重そう。
紙の本傾国の仕立て屋ローズ・ベルタン 8 (BUNCH COMICS)
2023/03/12 19:06
ドレスが見てきた歴史
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Ap - この投稿者のレビュー一覧を見る
流行というと1~2年続くように思うけど、この時代は毎月のように替わってる気がする。この時代のフランス、宮廷貴族の服飾にかける金額ってぶっ飛んでるんじゃないかと思うわ~
紙の本傾国の仕立て屋ローズ・ベルタン 8 (BUNCH COMICS)
2023/03/11 14:00
即位、そして...
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:氷狼 - この投稿者のレビュー一覧を見る
即位するルイ十六世とマリー・アントワネット。
寂しさから自らを持ち上げる相手を寵臣に引き上げるアントワネット。
旧き臣たちは一掃され、アントワネットに取り入る者たちが重用され。
メルシー伯はそれを押し止めようと奮闘するも...
財政難にも関わらず、湯水の様に使われる公費。
寵臣を囲い、ひたすらに最先端のモードを追い求めるアントワネットとかまってやれないからとそれを許すルイ十六世。
その周りにはおこぼれに預かろうと、おべっかを使い取り入ろうとする者たち。
マリア・テレジアがいくら忠告しようとも、聞く耳を持たないアントワネット。
苦しくなる民の暮らしの向こう側で...
ベルタンは舞い込む依頼に笑いが止まらず。
しかし、ある人物の言葉から、自分を取り戻した様にも。
そして、思い浮かべる恩人でもある、あの彼女の言葉は...
破滅への階段を駆け上がるアントワネット。
対して、自分の道を再度考え始めるベルタン。
上り詰めたベルタンの前に新たな問題も?
次巻は秋か。
しかし、民のことを考えない愚か者として描かれている様に見えるアントワネット。
そうでは無い面もあるのでしょうに。
表現によってイメージが固まってしまうのは、メディアの怖いところ。
今回は派手な衣装とドロドロしたレディたちの駆け引きで胸やけしそう...
2022/08/09 14:43
どんどんリミットが迫ってくる
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:qima - この投稿者のレビュー一覧を見る
王妃が権力を持つようになり、加速度的に世の中が変わっていくスピード感がすごい。アントワネットがフランスの貴族文化を尊重していたら、どうなっていたのか興味がある。女の生き方としても、登場人物たちが興味深い。
紙の本傾国の仕立て屋ローズ・ベルタン 6 (BUNCH COMICS)
2022/02/28 10:15
とうとうヴェルサイユへ…
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Ap - この投稿者のレビュー一覧を見る
表紙は運命の国王ルイ16世。彼の即位により、宮廷を刷新することとなり、ベルタンが呼ばれ、反対に前王の愛人のデュバリー夫人はヴェルサイユを去ることとなる。この辺りの歴史は本当に面白いので、この本で興味を持たれた方は、色々調べてみるといいですよー
紙の本傾国の仕立て屋ローズ・ベルタン 6 (BUNCH COMICS)
2022/02/14 01:02
一旦の終わりと始まり。
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:氷狼 - この投稿者のレビュー一覧を見る
後のルイ16世、オーギュストの過去と自責の念。
アントワネットは余りにも幼く、母テレジアは娘の身を、その行き着く先を案じる。
しかし、当の本人にはその自覚はなく...
天然痘の流行、ルイ15世は病に倒れ、オーギュストは即位に対し、戦々恐々。
デュバリー夫人は懸命の看病を行うも...
今のコロナ禍を想起させる内容だったかと。
そして、書き代わる勢力図。
ベルタンは待ちに待った日を迎えることに。
その運命の日に纏うドレスとして、彼女が出す答えとは。
酒に酔い、ちょっとした暴走状態に入るベルタン。 いつもの凛とした姿とは異なり、可愛らしい。
念願の扉を開けたベルタン、この先の運命は...
紙の本傾国の仕立て屋ローズ・ベルタン 5 (BUNCH COMICS)
2021/07/09 21:50
今回はシャルトル公爵夫人の出番が。
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:氷狼 - この投稿者のレビュー一覧を見る
最後に打ち出した次なる策には唖然呆然ですが...本当に流行したのかそれ。
一気に掛け上がるレオナール。
そして、ベルタン才能を信じ、手を差しのべ。
しかし、掛け上がるための代償により、ベルタンとの間にちょっとギスギス感も。
店を構えたベルタンの勢いは止まらず。
一方、アントワネットはあの男と出会い...
ベルタンを引き上げるため、そばかすが可愛らしいシャルトル公爵夫人の出番も。
でも、最後のあれはちょっと。
その前のデュ・バリー伯爵夫人との絡みはなかなか良かった。
周囲の助けと自身の実力により、アントワネットに近づくベルタン。
そんなアントワネットの周囲も徐々に変化が。 次巻、何かが起きる?
来年の春らしいですが。
やっぱり、シャルトル公爵夫人が良いなと。
2021/07/04 15:02
おもしろい!!!
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:qima - この投稿者のレビュー一覧を見る
すっごくわくわくするストーリー。こういうお仕事ものは大好きで、歴史ものだともっと好きです。続きも楽しみ。
紙の本傾国の仕立て屋ローズ・ベルタン 1 (BUNCH COMICS)
2021/05/23 10:54
最高に面白い
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:rumo - この投稿者のレビュー一覧を見る
ベルばら影響でフランス革命近辺が大好物なので購入してみましたが
ここ数年で読んだ漫画で一番面白い!!!
先生めちゃくちゃ歴史に詳しいです。ベルばらと矛盾する史実はおそらくこちらが本当でしょう。
そしてマリー・アントワネットの仕立て屋であったローズ・ベルタン(実在)が主人公ということで服がテーマになっているのですが
レースや細かい細工が非常によく描かれていてうっとりします。見どころ。
今一番期待している漫画です。
2020/12/05 16:47
時代背景もフランス革命期の動乱期を史実をうまく交えて活写している。
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投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
キャリアウーマンのさきがけのような女性を実に生き生きと描き出している。ファッションを扱う作品だけに絵柄が非常に繊細華麗で、人物 服装 アクセサリー 背景など細かく描きこまれている。時代背景もフランス革命期の動乱期を史実をうまく交えて活写している。
紙の本傾国の仕立て屋ローズ・ベルタン 1 (BUNCH COMICS)
2020/09/06 18:37
興味深い
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:猫 - この投稿者のレビュー一覧を見る
18世紀フランスの時代考証もしっかりしていて、とっても興味深く読ませてもらいました。主人公ベルタンが育った田舎町からパリへ行く話しです。
紙の本傾国の仕立て屋ローズ・ベルタン 1 (BUNCH COMICS)
2020/03/22 22:58
ベルタン、無愛想だが美人。
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:氷狼 - この投稿者のレビュー一覧を見る
刻はマリーアントワネット、ルイ15~16世の時代。
後のファッションリーダーとなるローズベルタン誕生の物語か?
地方で髪結いとお針子をするベルタン。
とある切っ掛けからパリに出るベルタン。
後のデュ・バリー夫人との出会いが彼女の運命を変える?
結婚するよりも貪欲に一流となることを目指すが。
駆け足で進んでいる気がするが、絵もストーリーも今のところ良さそうです。
当時の常識話も興味深い。
結婚式でブーケトスの前はストッキングだったとか、ガーターベルトだったとか。
なるほど。
紙の本傾国の仕立て屋ローズ・ベルタン 7 (BUNCH COMICS)
2023/03/31 10:32
少し不憫
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:suginahagi - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公の栄達の裏で、苦しむ人が現れる、少し不憫な巻です。しかし、めげずに仕事に打ち込む主人公が強い。
紙の本傾国の仕立て屋ローズ・ベルタン 7 (BUNCH COMICS)
2022/12/30 10:55
いつもいつも素晴らしい
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:rumo - この投稿者のレビュー一覧を見る
他の巻に比べて、この巻は若干ストーリーが停滞する印象ですが、ベルタンにとっては必要なステップなので長尺もしかたないですね。
歴史解釈とドレスの書き込みは他のフランス革命系漫画の中でもトップですから、沢山の人に読んでもらいたいです。
紙の本傾国の仕立て屋ローズ・ベルタン 6 (BUNCH COMICS)
2022/12/24 18:16
素晴らしいの一言
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:rumo - この投稿者のレビュー一覧を見る
毎度毎度、美しすぎるレースや髪飾りに、ストーリーを忘れるほど見惚れてしまいます。
やっとベルタンがベルサイユに道がひらけたこの巻、これからのマリーとの関係性、どうなっていくのか心配です。
作者様と作画様には言い表せないほどの感謝。
次の新刊も楽しみにしています。