- みんなの評価
153件
- 出版社: 徳間書店(Chara)
電子書籍
憂鬱な朝 完結
著者 日高ショーコ
父の死後、十歳にして子爵家当主の座を継いだ久世暁人(くぜあきひと)。教育係を務めるのは、怜悧な美貌の家令・桂木智之(かつらぎともゆき)だ。けれど、社交界でも一目置かれる有能な桂木は、暁人になぜか冷たい。もしや僕は、憎まれているのか──!? 桂木に惹かれる暁人は、拒絶の理由が知りたくて…!? 若き子爵と家令の恋を紡ぐ、クラシカルロマン。
憂鬱な朝(1)
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2019/03/07 07:01
シリーズ最終巻!その後が気になる2人
7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まのみ。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
変わりゆく時代の中でお互いを思うが故に、すれ違い、傷つけ合ってきた久世家当主・暁人と久世家元家令・桂木の最後の最後の憂鬱な朝。
渡英前の2人で過ごす時間はそれまでの2人の行き違いが嘘のように甘くそして、切ない時間であった。
それまで読者は暁人・桂木ともに相手を想っていることを知ってやきもきしていたが、今巻はお互いが想いあっていることをようやく真正面から受け止めた感じです。
渡英直前の一時は頑なで感情の分かりづらい桂木が暁人に対してとても素直で萌え爆発しました。
そして、最後におさめられた帰国後は今後の2人をいつまでも見たくなる、甘い余韻からなかなか抜け出せません。
暁人と桂木の憂鬱な朝を終えると共に、もうこの2人を見守ることが出来ないという読者の憂鬱な朝が始まるという最高のジレンマ!!必見です。
2015/02/05 00:03
BLだけの域を超えてます。
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ROSSO - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトル通り、域を超えた作品です。
BL要素を抜きにして構成だけでも面白いです。
でも男同士だから成り立つ話でもあるから相乗効果で凄い作品になってます。
5巻はお互いがお互いのために走り回ってるおかげで中々一緒に居れません。幸せになってほしい。
続きはいつでるのやら...。早く続きが読みたいです。
気になりすぎて何回も読み直しています。
2018/11/10 00:48
この作品に出会えてよかったです!
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Colice - この投稿者のレビュー一覧を見る
本当に素晴らしい作品でした!
最終巻でやっと暁人が考える久世家の今後が明かされました。暁人と桂木の2人だけでなく、久世家と久世家に関わる人たちのこともとても丁寧に描かれていていました。
みんなが幸せになる結末でした!
総一郎の件もさすが桂木という感じでした!
暁人と桂木のいちゃいちゃがたくさん見れましたし、二人とも2年も離れることを寂しいとかんじているところとか、普段見れない2人を見ることができました!
暁人が渡英する前の桂木はとてもかわいくて必見です!
本当にこの作品に出会えてよかったです!!
次回作もたのしみです。
2018/10/30 08:57
大好きな作品
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みずたま - この投稿者のレビュー一覧を見る
とうとう終わってしまった……
桂木が至るところでデレててニヤニヤが止まりませんでした!!最高すぎる…
石崎家のお見合いの所ではなんとなくもしかしてと思ってたのが当たって嬉しかったです。
幸せにおなり……
もっと二人のラブラブを見ていたかったけどまぁ綺麗な終わりかただったのかな。妄想頑張ります笑
電子書籍憂鬱な朝(1)
2019/01/22 02:19
読んで損は無いどころか、読むべき作品。
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ななぜろはち - この投稿者のレビュー一覧を見る
日高先生の作品はこれまで何作品か拝読させていただきましたが、この作品は語彙力の無さを疎みますが本当にすごい作品だなと思いました。時代設定やキャラクターの在り方などなど、膨大な情報量なのにも関わらず、読み進めていく中で特にこれと疑問に思うことなく「ああ、なるほど」と関係図が構築されました。全体的にシンプルな描き方だからこそ、濃くなり過ぎず読みやすさに加えて作品にのめり込んでいけたのかなと思いました。ただ本当に「もはや史実なのでは」と思ってしまう程、設定がしっかりしています。歴史的文献の中にお二人の名前があるのではと(笑)
恋愛というよりも本当に駆け引きのような、互いに譲らずしかし引かず…という展開にはハラハラしました。人として成長・変化していく過程を見ているのも胸を熱くなるのを感じました。キャラクターの心境の表れを、丁寧にそして必要最低限の情報量で描かれているので惹き付けられます。言葉なんていらないとはこのことかなと。
読み終えての感想は、史実にまつわる歴史小説を読み終えたような満足感があります。そして幸せになって欲しい、ただそれに尽きます。幸せというよりも、これまで互いに積み上げてきた成し遂げてきた物を活かして更なる高みへ進んでほしいなと思いました。
日高先生、素敵な物語を本当にありがとうございました。
2018/11/04 22:25
終わってしまった…
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かえる - この投稿者のレビュー一覧を見る
壮大な物語でした!
8巻一気読みしてしまいました…
それぞれの立場やいろいろな思惑・陰謀…そして策略…目が離せませんでした!
最後はいろいろな問題も解決しハッピーエンドで良かったです♪
2016/11/29 23:24
桂木のターン!
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ROSSO - この投稿者のレビュー一覧を見る
毎巻、今か今かと楽しみにしています。
前巻が二人ともボロボロだったので(今巻もある意味そうですが)今回は道が開けた展開で、前途が明るいですね。
BLじゃなくても十分面白い作品ですけど、両者が男だから成り立つシチュエーションなので理にかなっててすごく面白いです。
2015/05/09 14:15
読み応えあります!
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Sota - この投稿者のレビュー一覧を見る
ドラマCDを聞いて、続きが知りたくなって、購入しました。
日高さんの作品は、他にも何作品か読みましたが、
これは、群を抜いて良いですね!
ストーリーとしての出来栄えが素晴らしい!
この時代だからこそ、成り立つ話なのでしょう。
主人公の二人だけではなく、わき役たちも、良い味を出してくれています。
後書きで、終わりが見えてきました、と書いてありましたが
次巻あたりで、完結なのでしょうか??
2020/01/24 15:03
最終巻
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:カツサンド - この投稿者のレビュー一覧を見る
長かったです。どうなることかとずっと気がかりでした。やっと終わりましたね。いや、終わってしまいました。
ハラハラドキドキと驚きをもっての完結でした。
何もかも丸く綺麗におさまりました。流石!絵も何もかもお上手です。
まだまだ先が読みたいです。終わってしまうのは寂しいです。
2018/12/29 22:56
完結!
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Sota - この投稿者のレビュー一覧を見る
十分な理解した上で、最終巻を読みたかったので、1巻から再度読み始め、やっと、最終巻を読み終えました。
大満足なエンディングな一方、これで終わってしまうのかという、寂しい気持ちもあったりして、複雑です。
桂木が、暁直の呪縛から解き放たれて、やっと、自由になれたのは、本当に良かったです。
暁人の言う通り、暁直も、桂木に対して、好意的に思ってくれていたならいいなあ、と思わずにはいられません。
ただ、その証拠が出てきた、とか、そういうのは白けるので、暁人の想像だけに留めていたのが良いですね。
直矢を出迎えた暁人が、直矢目線まで屈んで話をしたのが、暁人を出迎えた時の桂木と対照的で、とても印象的でした。
2016/12/28 21:50
進展
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:chika - この投稿者のレビュー一覧を見る
クライマックスな感じになってきました。お互いが自分の気持ちに素直になっていい感じです。そして二人を見守る雨宮もいい感じです。
2016/12/19 22:34
前進
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:saya - この投稿者のレビュー一覧を見る
スローペースなお話ですが今回はかなり進んだように思います。何といっても素直になった桂木いい感じです。桂木の笑顔ににやけてしまいました。暁人が桂木のことを分かってくれているのもまたいいです。2人を取り巻く人達との関係も今回は決着に近づいてる感じがしました。2人の幸せなラストを見たいけどまだ終わって欲しくないような複雑な気持ちです。
2016/12/17 11:33
暁人の行動力、桂木の暗躍
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
二人一緒にいられるために行動にでる暁人さま。相変わらず桂木大好きです。
一方、桂木もやっと暁人に微笑みかけられるようになりました。
何が全ての要因なのか分からなくなって来て、一巻から読み返しましたよ。
何度読んでも面白いけど、7巻に行きつくころにはやっぱり有耶無耶な気分になっちゃう。大河だわーって思います。
展開も大河の如くゆっくりで先が物凄く気になるけど、二人には幸せになって欲しいです。
2016/12/05 21:59
明るい未来が見える
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:甘いもん - この投稿者のレビュー一覧を見る
相変わらず、のんびりとは出来ない桂木さんですが、暁人と久世家だけに捧げられる忠誠心は、もはや揺るぎなく。
加えて、自分が成し遂げたい仕事を得て、ますます活躍が期待されます。
暁人が桂木のために頑張れたように、桂木も暁人がいるから頑張れる。互いを支えにして立つ、というのはこういう関係を言うのかな。
BLとしてだけじゃなく、しっかりとしたストーリーが読ませてくれます。
荒波を乗り越えて、しがらみを振り切って、2人が笑う明るい未来が見えます。
2016/11/30 01:05
誤植が気になる
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ネスコ - この投稿者のレビュー一覧を見る
日高さんの花は咲くか最終巻の初版本で
セリフがまるまる抜ける誤植がありましたが
今回も主席のルビに誤植……
本1冊出るまでに時間がかかってる作品だし本当に楽しみにしてるので編集さんしっかりしておくれ〜〜(;ω;)
気になる方は初版本は見送りを。
作品は久世と生きていく覚悟を決めた桂木がなんだか
可愛くなってきている…
2人して求め合ってるのになかなか会うことすらしない
何かしらをどちらかが画策してそのために距離を置こうとしていたのに
歩み寄ろう、そばにいたいという気持ちが溢れている1冊にまとまっていました!
表紙の日高さんの絵が素敵で久世と桂木並ぶと久世の若々しい表情が印象的でした。