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6件
銀河の死なない子供たちへ
著者 著者:施川 ユウキ
とうに人類が滅亡した星で、
ラップを口ずさむのが大好きな天真爛漫な姉・πと、
いつも読書をしている内向的な弟・マッキは、
永遠の命による終わらない日々を過ごしていた。
そんなある日、愛すべきものの終わりに直面した二人は……。
「手塚治虫文化賞」受賞作家が挑む、
不死の子供たちの果てしない日常と、
途方もない探求の旅――。
銀河の死なない子供たちへ(下)
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銀河の死なない子供たちへ 上 (電撃コミックスNEXT)
2017/10/08 23:07
生命には限りがある
5人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:金吾庄左ェ門 - この投稿者のレビュー一覧を見る
舞台はおそらく今から数千年あるいは数万年後の地球。なぜか死なないそして成長しない姉と弟の二人は、他の人間について生命について考え探し求める日々。そこでは動物の交尾を観察してうらやましがったり、なぜか同じように死なない母親と過ごしたりしますが、ある日、空から二人が求めていた他の人間が落ちてきます。
人間は女性で瀕死の重傷で子供が生まれる状態。二人の尽力もあってか無事出産できたものの女性は死亡、子供は二人によって育てられる事になるのですが、この子供が成長する事で二人はわかっているはずの限りある生命というものに向き合わされる事になります。
銀河の死なない子供たちへ 下 (電撃コミックスNEXT)
2021/11/28 16:30
終わりがあるから尊い
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オデダンクス - この投稿者のレビュー一覧を見る
死なない子供の死なない理由が明かされます。
漫画的には、こういうあおりなんだろうけど
話はもっと深いですね。
死は恐怖の対象ですが、かといって永遠も恐怖
選択を迫られるとどう思うだろうか。
自分のためじゃなく、他人のために選択するのかな?
そんな気がしました。
2024/05/12 00:05
無限からの眺め
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やさし - この投稿者のレビュー一覧を見る
不滅の肉体と限りない時間を持っているようなのに、生きてないってことなんだな、死なないなら。時間。たりないような長すぎるような言ってもしかたがないようなもの。銀河とこの子たちの無限にあてられて、なんか胸やけしそう。シンプルな絵だけど表現していることはすごくて、すぐ下巻を読むことができない。情緒的に休憩いるなと思う。